フランスに住んで１１年
私はフランス人旦那と
７歳４歳の息子がいる。
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居候がうちに居候して１週間。
初出勤を終え帰ってきたら
シャワーを浴び
スウェットとTシャツに着替えたら
私の手作り晩ごはんを食べる。
テレワークの日、
朝９時にパソコンを付け
１０時に朝食のパンとコーヒーを
ゆったりと。。
学校があるうちの息子２人に合わせて
１２時の昼ごはんが入るはずもなく
私が幼稚園と小学校に送って行って
家に戻った１４時
私の手作りランチをチンして食べる。
（ごはんパン、おかわり自由。）
午後の仕事を再開し５時まで。
会社に行ってないからシャワーは翌朝、
外国に住む遠距離の彼女と
ワッツアップ（LINE）し
FacebookやYouTubeを見てゴロゴロしたら
夜７時、
私が昼からハラワタを取るとこから
仕込んだアジと
野菜たっぷり和食がまたテーブルに並ぶ。
「何か手伝おうか？」なんて
もしも居候が声をかけて来ても
「ええよええよ！！」と言うくせに、
もう一人の私が
「１ヶ月間泊まり
和洋折中３食食事付きってなんぼ！？」
と何度も囁いて来る。
私はかつてパリ郊外
３ヶ月間のホームステイで
月額９００ユーロ、
週３回だけ晩ごはんを
ホストファミリーと食べる事ができる
追加料金に月２００ユーロを支払った。
当時１ユーロ１７３円だった。
それだけで
約５７万円のバイト代が泡の様に消えた。
後にフランス人友が
アソコで９００はぼったくりや！
と言うたが知ってたら選んでいない。
ごはんのおかわりなどできなかった…
お腹が満たされない日は
部屋で鍋で韓国米を炊き
日本から持参のゆかりをかけて食べた…
人脈がなかった…
居候にええ格好して
和食を出してるんやない。
いつも家族に作っている食事を
量を増やし作るだけ。
食後、子供に
イタリア産の赤い甘いオレンジを手で剥いて
食べさせ繊維を摂取させるのも
親が私に
はっさくを一つ一つ剥いてくれた事を
昨日の事の様に思い出しながら
するだけのこと。
わざわざフルーツを食べない旦那が
手が出せるように余分に剥いて出す。
かあさんが父さんに
ずっとして来たこと。。
「このオレンジ凄い美味しいなぁ！
ここ来て１週間で太りました！」笑
と言うて食べる居候に
食べたらアカンオーラを出すことは
どうしてもできない。
居候は旦那の友人である。
レストランが閉まり
持ち帰りのみファーストフード店でさえ
１８時に閉まるコロナ禍で、
私が居候になりたいわ！！
などと妬み、そしたら今、
自分が居候できる場所があるか？
と考えた時、
今までの自分の生き様が問われるのである。
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