フランスに住んで１０年。
私は、フランス人旦那と
６歳と3歳の息子がいる。
私はインプラントをするため
２日前に人口歯根を歯茎に埋めた。
歯はまだ無い。
そして４８時間経ったので
歯磨き粉を使って歯磨きしてＯＫ!
処方された
リステリンみたいなやつも開始した。
水を線まで入れてうすめ
口内洗浄をする。
ミントがキツ過ぎて舌の先が痺れるため
その舌で歯を触ると歯がツルツルに感じる。
歯磨きせんでも汚れを溶かす
処方箋専用魔法のリステリンが
存在するんや！と思た。
あと、
鼻から息を吐いたら
鼻の激痛に襲われてむせ
更に激痛が走るために慌てず
鼻から吸って口から吐がなければならない。
年齢６歳以上。
朝晩２回２錠ずつを飲んでいるが
痛み止めはもう必要無さそうである。
そしてコロナがなかったら
飲むはずだったこの処方薬はお蔵入り。
絶対に飲んではいけない
抗炎症剤、コルチゾール、ステロイド入り
・・らしい。
一昨日、先生に
次は３ヶ月後でええよ！と言われ
そういえば説明されていないが
ふた針くらい縫われた歯茎の糸が気になる。
帰りの車の中から
勝手に溶けるやつや！と信じ
日毎にしんなりしているかどうかを
舌で確認している。
そもそもこの奥歯は
６歳臼歯と言われるもので
小１の時に生えてきた。
生えてから１年以内に
約５０%が虫歯になってしまう程に
食べカスがたまりやすく
歯肉がうす状の歯に被り
虫歯の進行も早いとある。
早かった・・
生える痛みの後はすぐに虫歯の痛みに変わり
治療も神経まで取られ
なんや痛いだけに生えて来たような
歯であった。
去年歯医者に行った時は異常なしだった
しかし
去年のクリスマス翌日に
銀歯が食パンに埋まり
腐り切った根が姿を現したのである。
神経は取られて無かったために
痛みは全く感じなかったのがくせ者
口臭の異変に多少気付いていた私は
市販のリステリンの色を
緑から青に変えてみてはいた・・。
食パンからつまみ出した銀歯を
わざわざ歯ブラシで磨き
ティッシュに包んで歯医者に行き
根っこを取るしかないと言われた時は
「インプラントスル。」
と自分から言った。
いつか
この日が来る事はわかっていた・・
私は歯根地獄に生まれたからである。
体はいたって健康
有難いことに出産以外入院した経験は無く
家族も元気で長生きである。
食後はプリンより茶碗蒸し！
ケーキ食べ放題よりも
焼肉食べ放題！！
甘いものより海のもん！
タラバガニが・・食べたい・・
子供の頃
一番ええ歯医者やと評判の歯医者でした
歯列矯正で
抜歯した八重歯の歯根が
歯茎の中に僅かに残っていた。
後に別の歯医者で発覚した医療ミスで
大学病院の口腔外科で
若い歯医者のたまご達に囲まれ
切って出されて歯茎縫合された。
歯茎は、
縫えるのだと知った・・。
紹介された
家から近い歯医者に通い始め
３ヶ月に一度のメンテナンスは怠らなかった。
しかしストレスが多い職場だった時
六甲の美味しい水２リットルを
毎日飲んでいるのに口は潤いに欠け
噛み締めると右の奥歯が痛みを感じ始めた。
ちょい虫歯だったため
軽い治療で済んでいたのにどこからか
ばい菌が入ったらしくフタを開けてみたら
根の方が、やられていた。
数ヶ月かけて根の治療をし
銀歯を被したがしかし食べる度に痛む。
歯医者は
「もうちょっと様子を見ましょう。」
との事で耐えたがやはり痛み
レントゲンで見たら
「といじょう根」というちょと珍しい
歯根が普通より一つ多くそこの
取り忘れられたばい菌が
悪さをしていたのだった・・。
また掘り返し数ヶ月間
殺菌と仮歯を繰り返した。
麻酔していても
根の奥をガリガリと掻き出す治療の痛み
もう二度と
こんな思いはしたく無いと
歯医者の歯ブラシ
電動歯ブラシ
除石にフッ素
フランスに来る前には
笑うとちょうど光る銀歯に
セラミックを搭載し終わったはずだった・・
いっそ
総入れ歯がラクだと何度も思った。
それでもやはりじいちゃんが
「入れ歯は味がない。」
と言っていたのを思い出すと
嫁いだフランスで
いつか孫とフランスパンを食べたい・・
私から解放された６歳臼歯は今
長男にも生えてきた。
オーラルB電動歯ブラシで磨かせ
毎日チェックし
どうか私のような思いをしないで欲しいと
心から願っている。
なぜ旦那は虫歯がゼロなのか・・？
痛みを少したけでも伝えたく
今日もいちいち
薬を目の前で飲む私である。
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