バゲットとトラディションどちらを買うべき? | フランス感想日記

フランス感想日記

日々のことなど色々と…en France

またまたパンに関して。調べてみたらどんどん深みにハマりました。

なんだか大学のレポート書いているみたい。

 

まず動画を見る前の下準備として

baguette blanche(白いバゲット)(通称baguette)

他にもbaguette classique(こっちの方が一般的かも), baguette normale, など言い方があります

こちらが通常のバゲットのこと。白とは身の部分がtraditionに比べて白いから。

 

baguette tradition(あんまり言わないけど文法的にはbaguette traditionnelle)(通称tradition)

通常のバゲットに比べると長さが短く、粉がパラパラとついていて購入時専用の袋に入っています。

image

 

確かにスーパーのビニールに入っているバゲットって何も書いてないよな。。

 

動画の中にもある通り

特定のパンのカテゴリーに関する1905年8月1日の法律適応の為の1993年9月13日に制定された法令93-1074番仏語

(法令関係は詳しくないので超正確な訳ではありません。)

第2項にちゃんと「トラディション」と名乗っていいものはと書いてあります。

材料は厳しく決められていて定められた小麦粉、水、塩、パン酵母のみでその場で作り(生地の冷凍は不可)

添加物(保存物や着色料)は加えてはなりません。

逆にいうとバゲットは添加物を加えてもいいのです。

法令によって厳しく定められているので消費者は安心して購入することができます。

定められた理由としては品質を守る為、そして工場で作られたものと区別し職人を守る為だそう

(1905年にすでにパンの法律ができていたのにびっくり。さすがフランスフランス

なので足も早く、2-3日でカビが生えます。

(実体験 ; 紙の袋に入れたパンが上に物を置いてしまったせいで2-3日放置されカビが生えていた)

そもそもスーパーとかで数週間くらいの消費期限のパンが異常なんですよね。

(参照;クラシックバゲットとトラディションバゲットの違いは?仏語)

 

そして最後には一番大事な味比べですパン

まずtraditionの方がbaguetteよりも美味しい(より小麦の味がする)

それもパン屋さんの方がスーパーよりも美味しいと。

このFood checkingシリーズを見ていると味的に判別が難しいものもあるそうですが、

今回は分かりやすく味の違いがありました。

 

わざわざ買い分けている方もいらっしゃいますが

私はtraditionだけ買っています。だって美味しいもん。

 

結論:traditionを買おう!

 

 

 

詳しくフランスのパン屋さんを知りたい方はこちらをどうぞ。

ものすごく詳しく書かれております。

 

 

 

 

 

 

フォローしてね!アメンバーぼしゅうちゅう