長い間、”ムール・フリット”はフランス料理だと勘違いしていました。
それくらい、フランスの観光地の多くのレストランで定番としてでてくる
”ムール・フリット” ちなみに、
フライドボテト はフランスでは”フリット”【frit】とよばれ
老若男女の大好物。
ところで、話が脱線しますが、こういったた名称的”フランス語”がじわじわと
”アメリカ語”に変換されているのが、最近のフランスの傾向。
若い人の日常会話に留まらず、新聞や活字の中に
どんどんアメリカ語(あえて、英語ではなくインフルエンサー、アメリカ語)が進出していると
正統フランス語を誇る、フランス人のあいだでは、嘆きになっています。
もともとフリッツは”フレンチフライ”として世界制覇をしています。
そのうち、フランス人もみずから、
”フレンチフライ”とかいいだす時代がやってくるかもしれません。🤣
この度、本場ベルギーの”ムール・フリット”をベルギーに行くことなく
フランスで、ベルギー人の家で食べる機会に恵まれました。
そう、ムール貝は、空になった貝で身を挟んで食べます。
私はどうもこの小さい身を小さい貝殻で挟む作業が
苦手。ベルギー人夫婦のこなれた作業(?)を横目にしながら、
フォークで食べました。
実は本題は、ムール貝ではなく、やっぱり”フリット”。
なんでこんなに違う!フランスのヨレヨレ、油ギトギトのフリットではなく、
”サクサク”、それでいて、”ジューシー”。🤤
食べ応えのある、ベルギー人の”フリット”。
ベルギー人夫婦が、”あんなフリット、食べられないよな〜。”
とフレンチフリットを酷評していました。😅
約10年前、ベルギーに初めて行ったときも、ベルギー人の家で
ステーキを食べるといって、お肉は自宅で料理するのですが、
フリットをフリット専門店に買いに行った時は
”わーー、フリットだけを販売する屋台があるんだ❗️と驚いたものです。
もちろん、ベルギー産ビールで、乾杯 !
*レシピヒント
ベルギー人の作るフリット
揚げ油に、”牛の油脂”をいれるのが”コツ”だとか。
確かに、その味わい、納得しました。😋
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