3月17日以来、コロナ戦争状況下にあるフランス。
フランス政府は3月17日事実上の、”外出禁止令”を発令しました。
先日には5月11日まで延長されることも発表されました。
しかしはやくも5月11日よりも長くなる可能性も政府関係者が発言しています。
緊急非常事態、日常の生活に関わる食料品店、そのほか、薬局や、ガソリンスタンド、タバコ屋(なぜか?)以外は
一切合切閉店命令。
出勤ができなくなったサラリーマン。
在宅勤務ができない会社員、
レストランの従業員、店員、アルバイト、バス、タクシー会社の運転手。。。。他にもありとあらゆる働く人たちが仕事にいけなくなりました。
これまでの私の知っているフランスの場合は、1年以上続いている”黄色いベスト”のように(
現在はコロナ戦争下において一時中断されています)
”店、会社をしめるぅぅ?!”
”従えるわけねーだろ、ストライキだぁぁぁ!”
普段は反逆精神魂でいっぱいのフランス人。(革命の国、国王をギロチンにできる国民性)
そんなフランス人が素直にこの発令に応じるとは想像しませんでした。
それが3月17日以降すべてが一切合切静かにSTOP,静止状態!
”ええええ、本当ぉぉぉ?フランス人がそんなに素直に命令に従うのぉぉぉ?”
その理由が案外簡単にわかりました。
フランスの社会保障システムは奥が深く、懐が大きいです。
外出禁止令を出したフランス政府は覚悟をきめたのです。
3月17日付で出勤ができなくなった人たちは
”特別失業保障”をうけ、通常のお給料の80パーセント支給。
個人事業の場合も、前年度(2019年)の同じ月の収入に対して、60パーセントほどを保障します。
上記はかなり簡単な説明ですが、色々な事業形態がフランスには存在するわけで
その内容によって保障の内容も違うのですが、長引く緊急非常事態、最近は収入によっては
子供のいる家族などに事実上の食料品を無料提供することもはじまりました。
大きくまとめてしまえば、今回の”外出禁止令”は、国民の経済保障をするから発令できたわけです。
そして、外出禁止令の目的は国民の健康、命を守る。
国として当然といえば当然のことだと思います。
フランス料理や、ファッションだけでなく、フランスの社会保障制度も日本で真似をしてくれたらいいなっ!
フランスも毎日、”マスク在庫ゼロ”ニュースで持ちきりです。
今日はフランス人マダムから手作りのマスクをいただきました。
家にあったジーンズや水着の紐? 家にあるもので全てをブリコラージュ(フランス版DIY日曜大工)
フランス人のかざりのないたくましい生き方が大好きです。
Restez chez vous! (外出を控えてください〜♫)
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