ハイ、すっかりタイムラグが出ておりますが、採卵日当日のレポを書きたいと思います。
今周期は新鮮胚移植せずに全胚凍結プランなので、採卵が終わったら、もう不妊治療のことはすっかり忘れて過ごしておりました。
移殖がないのはさみしいけど、精神的には安定しますよね。。判定日へ向けての期待と不安で情緒不安定に・・ということもなく、穏やかな日々を過ごしておりました。
穏やか過ぎて、採卵8日後の培養結果確認電話をかけるのを忘れたっていう・・
そんな人いるのかな・・ふつう、「何個凍結できたかな・・・ドキドキソワソワ」して、いのいちばんに電話しますよね?・・自分にビックリですよ。
SACでは、採卵日翌日に受精結果の電話を、8日後に培養結果の電話を、9:30~10:00の間に培養室へ本人から掛けることになっています。
しかし!期日を過ぎてから電話かけそびれていることに気付いた私。。。
受精結果の電話はさすがに翌日なので忘れずにかけており、9個正常授精したと伺っておりました。
前回は5つ正常授精したうちの3つは移植可能胚になってくれたので、なんとなく半分くらいになるのかな~というイメージで、9個正常授精してくれたらゼロってことはないだろうし、次の周期は検査周期だけど、また採卵はできるってことなので、あまり切羽詰まった感情もなく・・・
そして、そのまま忘れてました。。。
信じられないよ。ほんとに。
で、SACの受付さんに申し訳なさそうにお電話したところ、培養室に繋いでくれて、
「5つ胚盤胞になった」ってことだけ、簡潔に教えてくれました。
以前の採卵の時は何日目胚盤胞か、ってことも、こちらから聞かなくても教えてくれたのですが、今回は何の情報もありませんでした。
「何かご質問ありますか?」とも言われず、簡潔に終了~。こちらが培養室電話対応時間外にかけているのが悪いので、仕方ありません。
保険適応のルールで採卵から10日後に培養結果の診察を受けなくてはなりませんので、すぐにSACに行きますなので、その時先生に聞いてみようと思います聞けたら・・(先生による。)
・・・ということで、もう明日!なんですよね、採卵から10日後のSAC受診が・・・。ほんとうに月日が経つのは早くて、あっという間に、39歳になり、40歳になりそうですよ
そんなこんなで、今日、採卵当日のレポを書いておかないと、また診察記録が溜まって、すっ飛ばしていくハメになっちゃうので、なんとか頑張ります!
今周期のあらすじですが、まず3回目の採卵となります。
1個7日目胚盤胞ちゃんが凍結中ですが、異型増殖症の再発疑いの容疑が晴れていないため、次回9月の内膜検査で容疑が晴れるまで移植ができず、それまで採卵に専念しましょう、というストーリーで、貯卵しています。
SACは新鮮胚移植も積極的にやってくれるクリニックで、せっかくの採卵周期なら新鮮胚移植もしたいのですが、やはり9月の内膜検査で再度のMPA療法と判断された場合のリスクを考えると、貯胚を優先したいですもんね。。。
今回は、
D3~D5はフェマーラ2錠 副作用でD6/D7は1錠内服
D6 D8 D10 ゴナールエフ150単位自己注射
をしています。
D12で、E2 406 卵胞24㎜で採卵決定、
D12 22時 D13 7時 ブレセリン3プッシュずつ
ボルタレン D13 10時 17時 22時 座薬挿入
です。
採卵当日の集合時間は前日の午後にメールで届きます。
今回は採卵決定時のLHが低めだったので(3.8)、遅めの順番かな?と思ってたら、
まさかの8時集合!!
なんですって!? 1番目は8:10かと過去2回の経験で思ってたのに、それよりも早い8:00の呼び出しがあったなんて・・・ 採卵人数が多いのかしら?(あとで靴の数を確認したら6人でした。)
今回は夫が、会社近くのマンスリーマンションに泊まり込んでいるのでそこから、ブツを自宅に届けてもらう段取りでいこうと考えており、あまり早いと夫がかわいそうで、、、
遅めがいいなーと思っている時は1番に呼ばれ、前回は仕事の関係で早く戻りたかったので早めが良かったのですが、最後の方で8:45集合で、、、
うまくいかないものです。。。
とにもかくにも、当日は夫が6:50頃ウチにブツを届けに寄ってくれて、6:10採取のブツを8時にSACに渡すという、なんとか採精2時間以内持ち込みルールを遵守することができました
一時期はね、夫が、それどころではないかもしれない、とか言い出して、どうなることかと思いましたが、
無事にね、SACに夫の方はお預け出来て何よりでした。
先進医療で良いので、精子凍結を認めて欲しいなぁ。。それか、産育休みたいに不妊治療休暇を認める社会になって欲しい!
1番目なので、到着すると、水飲む暇もトイレ行く暇もなく、即ナースセンターに呼ばれ、
「すぐ呼ばれるから、すべての荷物をロッカーに預けて、トイレ済ませてベッドで待機しているように」と言われ、
アセアセと着替えました。
でも、なんか久しぶり過ぎて?っていっても3か月ぶりなんですけど、間に大学病院での内膜掻爬も入ったんで、パンツを脱ぐか脱がないか、どっちだっけ?って思っちゃって。爆
いや、大学病院だと脱がないんですよ。ショーツは履いて、ブラジャーは脱ぐんですね。
でSACは、逆でショーツは脱いで、ブラージャーは着用していてOK、と。
ややこしや~~
・・なんて、思ってる人少数派だと思うんですけど、増殖症持ちで掻爬を何回か受けてる皆さん~、術着の下の下着をどっちがどうだっけ?ってなったことありません?
で、急げって言われていて、そもそもちょっとアセアセしている中、プチパニックになったんですけど、
渡されているクリアケースに、ショーツは脱ぐって書いてあったので、助かりました
それで、着替え終わって、廊下を歩いていくと、
手術室に入っていくH先生が見えたので、やっぱり土曜日の採卵担当はH先生のようです。
これで今周期、D3/D10/D12/D14採卵当日、すべてH先生です~、主治医か!っていう。
慌てて、ベッドに向かったものの、しばしの時が流れる・・・
あれ?1番ではなかった?と思って、渡されているクリアファイルを見ると採卵No.2となっているあれ2番目だった?でも靴も私以外のものなかったし・・なぁ。。
このナンバー、謎。
とか思ってると、すぐに呼ばれて、最近当たることの多い看護師Mさんが外回りで、安心ポイント1点入りました~
体重計に乗せられて、前回5月の移植時より2kg減ってました家の体重計だともうちょっと減っていたんだけどなぁ・・ 再発騒動から、野菜の摂取量をめちゃくちゃ増やして、4足歩行動物のお肉は基本NGにして、アルコールはノンアルに変えて、洋菓子やスナック菓子・ジャンクフードもNGの生活をしたら、6月の異型増殖症のチェック時より4kg程度減りました!
現在は、異型増殖症発覚前の体重に2年越しで戻っています。
この調子を維持して、適正体重に近づけて、万全の態勢で次回の内膜検査を迎えたいと思います。
採卵は3回目なので、あまり書くこともないのですが、今回は痛かった
先生から、「卵の数多いけど、局所麻酔どうしますか?」と聞かれて、お願いしたのですが、
ふつうに痛みがありました。
局所麻酔って何?っていう。。
局所麻酔って膣にしているんですか?卵巣にしているんですか?卵巣はそもそも痛みを感じるんですか?
初回採卵の際にH先生で、「卵取れず」という結果になっているから、ちょっとトラウマなんですけど、
培養士さんが、次々「〇ミリです~」とか声掛けしているので、採れてるのかな、とは思いました。
結構大きい卵胞が複数あったので、取りやすそうだなと思いました。
お腹を押されて卵巣の位置を固定したり、エコーをグリグリされることもなく、“こんだけ採ったらもう十分でしょ”みたいな雰囲気で小卵胞には手を付けずに、終わったような印象がありました。
その時は私も何個採れているか知らなかったので、「え、もう少し粘らなくていいの?」と思ったくらい、アッサリ終わりました。
でも痛かったです。針を刺すタイミングではなく、刺さっている間中、卵巣に神経があるのか(痛みを感じるのか)どうかすら知らないのですが、卵巣が痛かったです。
先生がエコーを抜くと、生温かい液体が膣からドロリと出てくるのがわかりました。
膣からの出血ってこうやって膣から出てくるからいいけど、卵巣の出血ってどうなっちゃうの~?腹腔内にたまっちゃわない?とか、卵巣に思いを馳せていたので心配になります。
先生がガーゼをギュウギュウ入れて止血して、終了です。
その間も、「〇ミリです~」「〇ミリです~」という培養士さんの声掛けが続き、これは期待できそうですよ
右の卵巣に痛みを感じながら、そのまま看護師さんに支えられて、ベッドに横になりました。
看護師さんがなんか私に関する申し送りメモみたいなのを持っていて、必死に盗み見ようとするんだけど読み取れず、
また「卵子取れず」だったらどうしよう・・と気になりました。
SACの患者さんが自由に書くノートをまた見させてもらっていたら、
「ショーツを脱ぐのを忘れてしまっていて、ご迷惑をおかけしました💦」的なコメントを発見し、
なんかタイムリーにそんなコメントを見かけてしまって、いやーあるあるだよねって思っちゃいました!
続々と、次の方々が採卵に呼ばれ帰ってきて、また呼ばれていくのを耳にしながら、ゆっくりしてると、
安静時間終了~。15分くらいなのかな。
看護師さんから言われたのが「先生がガーゼを奥に詰め込みすぎちゃって、ちょっとしかガーゼが外に出ていないみたいなんです。なので、引っ張るとき気を付けてください。必ず2枚あることを確認して捨ててください。」とのことで、これが申し送り事項かぁ~なんだぁ~と一安心。
でも、ほんと、ガーゼを引っ張るとっかかりが想像以上になくて、焦りました
膣の中をまさぐってどうにか切れ端が見つかり、引っ張り出すことができました無事2枚あって、ふぅ。。。
先生ーー!!
無事に着替えやなんやかんや終わり、看護師さんに体調を聞かれ、お腹の痛みが残っていることを伝えると、「待合室で待てる感じですか?」と聞いてくださいました。
寝込むほどではないので、待ち合いで培養士さんの説明を待つことにしました。
8時にナースセンターに入って、9時には待合室に戻ってました相変わらずの早さ
前回培養士さんに呼ばれたの10時くらいだったから、1時間くらい待つのかなーと思ったら、
9時半くらいに呼ばれた
Tさんという方で、
「卵は11個採れました。そのうちMⅡ期が9個で、MⅠ期が2個です。」
とのこと。
想像以上に卵が採れてるし、今回は成熟卵が9個!!過去最高記録をマークしています
心躍りました。
前回は8個卵子取れているんですけど、うち成熟卵が4個だったので、成熟卵の数がぜんっぜん違う!
未熟卵もGV期ではなく、MⅠ期なので、嬉しかったです。
培養士さんは、再度、MⅡ期とは~、MⅠ期とは~、という説明をしてくれて、11個の卵1個ずつ画面で見せてくれて、(詳細忘れちゃったけど)「この部分がこうだからMⅡですね~」って丁寧に説明してくれました
当たる培養士さんによって情報量や対応が違うんですよね。。丁寧な方で統一して欲しいです
それで、問題の精子所見ですが・・・
今回も奇形率99%で、すべて顕微授精になりました
この奇形率って、上げる策はないんでしょうかね~。
O先生は、「精子所見は顕微授精すればいいだけの話だから、何にも気にしなくてよい」、
院長先生は、「SACは拡大して見てるから奇形率が高く出やすいので、WHOの基準に当てはまらないから、気にしなくてよい」
ということなのですが・・・
なるべく卵に侵襲の少ない方法でやりたいじゃないですか~。
受精率は顕微授精の方が上だけど、生産率は体外受精の方が上、って聞きますし。。
以前培養士さんに聞いて、「それは医者に聞いてくれ。」と言われた過去がありますので、
ここでは、「はい、わかりました~」と言って、終わらせました。
運動率は51%で、夫は持ち込むと数値が悪くなりがちなのですが、ここ半年の中では良かったです
(初診時にその場で採精した時は65%で、採卵時持ち込んだ時は30%)
仕事でストレスかかっていたので心配していましたが、少し瘦せたのが逆に良かったのかもしれません
これが人生で最後の採卵になれば、もう夫の出番はないのですが、果たして・・・。
あと、保険では、PICSIとIMSIの併用はできないので、PICSIのみ実施するとのことです。(先進医療)
どうしてPICSIが優先されるんですか?と聞いたところ、2つとも要件に当てはまる方はクリニックの一律の方針でPICSIを選択させてもらっている、目で見た所見よりも生理学的所見の方が信頼度が高い、という判断、とのことでした。
培養士さんの面談が終わったら、10分くらいでH先生の診察室に呼ばれて、(9:50)
はやっ!! H先生、もう6人分の採卵終わったんですか?!という感じでした。
「お疲れさまでした~。お痛み大丈夫ですか?」
「今回は痛かったです~~」・・と一応アピールしておく
「痛みがひどくなっている感じはない?だんだん良くなっています?」
「ひどくはなってないです~。」
「今回は全胚凍結だから、次の周期も治療するならピルをお渡ししますが、どうします?」
「次は9月〇日に異型増殖症の内膜検査を行わなければならないので、少なくとも、移植はできず・・」
「そうですね・・・検査なら、ピル飲むのやめておきましょうか?」
「採卵と検査は一緒の周期にできるんですか?」
「できますよー、通院時間が被らなければ。あれ、入院での検査ですか?」
「いえ、外来でつまんでくる検査です。」
「あ。なら、ピル飲んでおきましょうか?まぁ、今回たくさん胚盤胞ができたら次の周期お休みでも良いし」
入院での掻爬だったらピルを控えて、外来での組織診だったら、ピルを飲んでいい、っていうのはよくわからなかったのですが、血栓のリスク・・とかなんですかね~
たくさん胚盤胞ができたら、お休みしてもいいよ、ニコッってのは嬉しかったです
たくさんっていくつだ・・・?というのはいくらネット検索魔になっても、答えが見つけ出せなかったんですけど
「今回は、すべて顕微授精ですね。」
「あの、先生。いつも奇形率が高いのですが、生活習慣も含めて何かできることってあるんでしょうか?それとも顕微授精すればいい、っていうところでしょうか。」
「うーーん、顕微授精すればいいかなぁ。。。奇形率だけなのでね。男性不妊の先生に相談してみるとか、、ですかね。」
・・・ということで、これで、夫の奇形率99%問題、院長先生・O先生・H先生のお三方にお聞きすることができましたが、三者三様の答え方ではありましたが、押しなべて、
何もすることはない。
という回答でした
「この奇形率だと体外受精は難しいんでしょうか?」
「顕微授精をお勧めはしますが、ご希望があれば、Lサイズの卵胞の2つのうち1つを体外受精に変更してもいいですよ。受精率は落ちますけれど。安全をとるなら顕微ですね。どうしますか?もう、ご希望次第ですね。」
↑もう少しやり取りがあったんだけど、まとめると、こんな感じのことを言われました
前回培養士さんには「いやーー無理っすね。」と取りつく島もなく言われたので、あ。Lサイズ由来の卵子ならできるんだと光は射したものの・・・でも・・受精率が落ちますけど?と断言されると・・・
現在私のたまごちゃんのストックは7日目胚盤胞(E評価)ただ1つ。。。
「・・・すべて顕微授精でいいです・・すみません。。」
・・となりました。
※でもふたを開けると強いと思われたLサイズ由来の卵子2つは全滅でした。。
次回は10日後に凍結結果の確認で受診(←保険ルール)、マーベロン12日分を今日から内服、ということで、終わりました。
待ち合いに戻り、先生に言われたことをメモメモしていると、
また、診察室から呼び出しが
H先生このパターン多い私としては丁寧で好意的に見ています
「ハムさん、すみません!マーベロンね、保険だと使えないみたいで」
ありゃありゃ、それは大変!
「ルナベルLD錠というものになります。プラノバールだと気持ち悪くなっちゃったんですよね。これもね、マーベロンと同じ低用量だから副作用の心配がないと思います。ルナベルだと14日分になりますね。」
>ルナベルだと14日分になりますね。
↑なぜ?・・・とは聞けずに、帰ってきました。
私が検索した限りでは、どうやら保険のルールらしい・・・ということで、落ち着きました。
ルナベルはもともと月経困難症の保険適応薬だったが、この4月から生殖補助医療の生理調整に使えるようになり、そこで承認されている用法用量が14日~21日の内服、ということみたいです。(あくまでハム調べ。)
アンチピル派の松林先生のブログを読んでいると、ピル使用に抵抗を感じてしまい、マーベロンが12日間でいいわけだから、ルナベルも12日で終わらせちゃおうかなぁ~と、ふんわり考えながら、
とりあえず、指示通り飲み始めています
お会計は10:20頃呼ばれて、早い~
採卵日当日の院内滞在時間8:00~10:30ですよ!素晴らしすぎる!
土曜日だったんで、その後お仕事とかもなく、採卵が終わって、無事にたまごちゃんも11個採れたし、
解放感に浸りました。
お会計:32450円(保険適応)
3万円で採卵をしていただけて、ありがたや~
採卵術は「10個以上の場合」が適応されて、10400点でした。
ここまで長々お読みいただきありがとうございました。
途中に、「明日は凍結確認でSAC受診だよ~」とか書いていますが、このブログ作成に足掛け3日もかかったので爆、もう、行ってきました
そのお話しはまた