ちょうど1年前、衝撃のニュースが世界を駆け巡りました。
パリのノートルダム大聖堂の火災😱です。

5年以内に修復する!という大統領の宣言のもと、大聖堂は、修復工事のための足場が組まれ、工事が行われてきました。
しかし、新型コロナウイルスの感染拡大の中、高所で密なコンタクトを取りながらの作業は危険との理由で、3月16日から、作業は中断されています。

マクロン大統領は、火災から1年となった15日、ビデオによる声明で、「約束通り、5年以内に大聖堂を再建する。遅れを取り戻すために全力を尽くす」と述べました。
また、再建事業の責任者も、作業者達を感染から守る対策が整い次第工事を再開し、火災から5年となる2024年4月のミサ実現したいと言います。


また、火災から1年の唯一の関連行事として、南塔にある「エマニュエル」と呼ばれる鐘が午後8時に鳴らされました。

午後8時というと、フランスでは住民が窓際やベランダに出て、新型コロナウイルスとの闘いの最前線に立つ医療従事者の方々に拍手を送ることが習慣になっています。
その拍手に合わせて、医療従事者への敬意を込めた鐘が鳴らされたのです。

厳しい外出規制が続くフランスですが、ノートルダム大聖堂の回りには、大聖堂からのエールの鐘を聞きながら、拍手で応える人の姿も見られたそうです。



1日も早くコロナウィルス拡大が収まり、大聖堂の修復が2024年パリオリンピックに間に合ってほしいと思います。