パリの全部を見渡せる高い所と言えばモンマルトルの丘です。真っ白なサクレクール寺院に向かって階段を上がり、寺院前で振り返ると、パリが下の方に見えます。
テレビや雑誌でも何度も紹介されて、行ったことがない人でも知っているかなと思います。
こんな感じですね。
モンマルトルは北東端に位置し坂の街です。
そして坂の上の、そのまた階段のてっぺんにあがるからパリを一望できる。
私も何度も行っています。
そして、
パリを見渡せる高い場所はここだけだと思っていました
すると、なんと!
他にもあったのです‼︎
こんな風景を見られる場所が‼️⬇︎
右にエッフェル塔、左の高い建物はモンパルナスタワーですね。
手前はどうなっているかというと、これ⬇︎
ここは公園なのです。
20区のベルヴィル(Belle ville)公園の展望台、ベルヴェデール(Belvédère Willy Ronis)です。
この日は残念ながらお天気が悪く、雨が降りそうだったのですが、ここも坂の上で見晴しのいい場所です。
その上、モンマルトルのように観光客も物売りもいません。
地元の人とおぼしき人が数人、景色を見たり、座っておしゃべりをしていました。
柱の絵は何なんでしょう?
カラフルで、ちょっと変わっていますね。
パリをかたどった地図があり、今いる位置が右上の銀色の丸です。
青がセーヌ川ですね。
かなり汚れてしまっていて、放って置かれている感が漂っています
⬆︎この数字は何でしょう?
答えは下に
よく見るとアートな場所ですよ。
タイルを貼り合わせたモザイクの壁に、ここから見える建物が紹介されています。
絵だけ見ると、子供の書いた絵みたいでどれが何かわかりにくいですが、建物の上に名前も書いてあります。
エッフェル塔、ルーブル、オペラ座などがあります。
よく見たら数字が添えてありますね。
9 サンスュルピス教会、10ジャックの塔、11 ポンピドーセンター…
上の写真の、ちょっと汚れていた地図と合わせて見るようになっているんですね。
丘の上にあるカフェのテラスでビールを飲みましたが、途中から雨が降ってきて寒かったです。
4月初めのパリ、まだカフェのテラスはちょっと早かったかな?
メトロの最寄りの駅は、11番線のPyrénées(ピレネー)です。
Belle ville (ベルヴィル)からでもOK。
ベルヴィルは歌手エディット・ピアフが生まれた街として、その足跡を観光する方もいらっしゃるでしょう。
当時から移民の多いパリの下町でした。
ベルヴィル公園は、昼間はのどかな公園だと思います。
しかし、この辺りはあまり治安がいいとは言えないので、土地勘のない方には夕方以降に訪れるのはお勧めしません。
私も滅多に行かない方面なので、ずっと知らない場所でした
今回、長年のフランス通の友人が連れて行ってくれたのでした❣️
また、お天気のよい昼間に再訪したいなと思っています。