パリにはデパートがいくつかあります。
オペラ地区には、ギャラリーラファイエットとプランタン、左岸のセーヴルバビロンに、ボンマルシェ。
この3つがパリの三大デパートです。

他にも、マレ地区にはラファイエット系のLe BHV、モンパルナスにもギャラリーラファイエットがあります。

パリに行き始めた頃はやはりデパートで買物することが多かったです。
免税手続きをした時にもらったラファイエットの名前入りのトートバッグが手元にいくつもあります。

ギャラリーラファイエットパリオスマン店については3回に分けて詳しく書いています⬇︎


しかし近年は、以前のようにデパートで買うことは少なくなりました。
街中で、好きなブティックやブランドをいくつか見つけていたり、地方都市で買物するからかも知れません。

でもデパート、特に右岸ではギャラリーラファイエット、左岸ではボンマルシェには必ず何度か入ります。

まずは、雨の日です。
デパートは雨に濡れずにウインドーショッピングしたり、喫茶やレストランもあるのでお茶を飲んだりできて便利です。
特にギャラリーラファイエットオスマン店本館はメトロの駅から地下で繋がっていますので傘いらず。

もう1つの大きな理由はトイレを借りるためです。
トイレに関しては、ラファイエットオスマン店とボンマルシェが使いやすいです。
Le BHV は一ヶ所しかないし、プランタンも少なかったです。

それから、ギャラリーラファイエットパリオスマン店は、WiFiもフリーです。
ちなみに、ショッピングモールのボーグルネル(beaugrenelle)もWiFiフリーです⬇︎

そして本来の買物目的について、デパートの利点は3つあります。

1つは、色々なブランドが集まっていることです。
各ブランドの商品の数は個別の店ほどないにしても、そのブランドの特徴、方向性を見ることができます。
色々な店を見て、自分の好きなコンセプトのブランドを見つけることができます。
好きなブランドが見つかったら、その個別の店も見に行けばいいです。

また、スタイルやデザインの流行を知るにも、色々なブランドがあるのはいいですね。

2つ目は、試着が気楽にできることです。

どの店でも試着はできますが、デパートの中のお店は1番気楽です。
試着したいと声をかけたら、そこの試着室でどうぞと指差すくらいで、試着しても、如何ですか?と聞きに来ない場合が多いです。
来店客も多いので、何度か見に行っても気兼ねありません。

3つ目は、デパート内で1日に買った品物の金額を合算して免税が受けられることです。
免税になるのは、175€以上です。
安いものばかり合算して免税価格に到達する場合もあれば、免税価格以上の品が1つあれば、安いものも追加して免税にしてもらえます。
免税手続きに関しても毎日かなりの数を扱っているので間違いがありません。
日本人スタッフもいますので、説明も聞けます。
街中の小さい店では、免税手続きをあまりしたことがない店もあり、書類作成にすごく時間がかかったり不備が見つかることもあります。
それに、普通の店では、免税手続きをしてほしいと言わなければいけません。
「デタックス シルヴプレ」と言うだけですが、めんどくさそうにする店もあります。
デパートでは、免税手続きカウンターに行ってレシートを出すだけです。

まとめ
買物の流れとしては

①まずデパートでブランドや流行をチェック。
②好きなブランド、気になるブランドの路面店を見に行く。
③デパートに戻るかも…
アクセサリーや化粧品、小物なども買うかも…

散策中は
トイレに行きたくなったら、雨がひどく降ってきたら、デパートに入る。