19区ヴィレットにある音楽博物館の続きです。

特に、チェンバロの歴史をこんなに説明している博物館はなかなかないと思います。

 
 
17世紀のチェンバロは台の上に置いて使う形だったようです(足がない)

大正琴に近いイメージがあります。

 
 
 
↓こんな風に説明がついています。チェンバロはクラヴサンとも呼びます。
 
 
 
↓蓋の内側の絵が全く絵画です。
 
 
↓足が付きます。足も飾りがついていて、観賞用家具の如くです。
 
 
↓こちらも、蓋の絵といい、足といい、芸術品ですね!
 
 
 
 
↓蓋の内側に絵がありません。足のデザインは豪華
 
 
↓長さが出て来て、現代のピアノの外観に似てきました。
 
 
チェンバロは、弦をはじくことによって音が出る、いわゆる弦楽器の仲間といえます。
ピアノは、ハンマーが弦を叩いて音を出す楽器ですから、打楽器。
音を出す仕組みは違うのですが、両者の外観は似ています。
 
 
 
 
 
 
↓リュートもその歴史の中で、形や大きさが変わっていきます。
 
 
 

 

 
 
 
もちろん、他の楽器も色々ありました。木管楽器や金管楽器、弦楽器・・・
20世紀の電子楽器もありましたし、世界の民族楽器の展示コーナーもありました。
 
私は、特にチェンバロに目を奪われましたが、もっとすべてをゆっくり見たい、楽しみたいと思いました。
たぶん、1日中いても十分楽しめると思います。
何よりも、オーディオガイドのヘッドホンで音を聞いたり、体験コーナーがあったりと、見るだけではない楽しみが嬉しかった。
 
是非、行ってみてください。