「……ん…」
目を覚ますと、そこはベッドの上で。
開かれたカーテンから眩しい朝日が差し込んでいた。
………あれ?
体を起こしながら、昨日のことを思い出す。
あの女を拾って…
リビングで話して…
女は家庭用アンドロイドで…
「……?」
俺、いつ寝たっけ?
つか、ベッドまで来た記憶が…
「!」
あの女っ!
あいつ、どうしたっけ!?
急いでベッドから降りてリビングへ向かうと、キッチンから美味そうな匂いが漂ってきた。
***
俺に気付いたらしく、朝食を作っている女が振り向く。
「あ、おはようございます」
「え、あぁ、はよ…」
なんでまだいるんだ、こいつ…。
困惑する俺に、目の前にいる女は微笑んだ。
「涼さん、改めて……今日からよろしくお願いします」
