この間、

あまりにも単価が安いので

引き受けたことがない翻訳会社から

また、なんかわけのわからない

問い合わせが来た。

 

送った訳文が校正可能か

再翻訳が必要かの判断をしてほしい、

ということだった。

 

でも、

その判断にかかる時間は支払われないアセアセ

 

といっても、こちらも

その判断に必要な時間は1分程度だった。

一行読んだだけでGoogle翻訳だとわかったもやもや

 

いや、google翻訳の方が優秀だったかも

しれないアセアセ

とにかく、なんか機械翻訳だったのはわかった。

 

その決め手になったのが

訳文にあった「ゾウさんの記憶」という一文だった。

 

ゾウさんの記憶の元手になった

フランス語の原文は、

「la mémoire d'éléphant」という。

 

直訳なら全く問題はない。

でも、”ゾウさんの記憶”の本当の意味は

 

「すこぶる記憶力がよい」

 

ということだ。

 

「il a une mémoire d'éléphant」といえば

"彼はものすごく物覚えが良い"、とか

”彼は執念深い"という意味になる。

 

これは英語でも同じ使い方をするので

だいたい想像力があれば、

ぜったいに「ゾウさんの記憶」というような

直訳をそのまま使ったりはしないものだアセアセ

 

で、最終判断は

 

”校正不可”で再翻訳が妥当と返信した。

 

”ゾウさんの記憶”よりも意味不明だったのは

本当にあの訳文が、仕事として翻訳者が

提出したものだったのかな?だった。

 

いくらなんでも、

「ゾウさんの記憶」を見逃すことって

あるのかな.....

 

機械翻訳の利用は、

もうこのご時世では普通のことで、

うまく利用できない翻訳者の方が

置いていかれるままになるに違いない

と、密かに思っているアセアセ

 

情報漏洩が心配だから、といって訳文を

普通ファックスで送るようなことはしない。

結局、開発された技術は

人間がうまく活用するよりほかない。

 

あまり深く追及しなかったのだが、

実際は、翻訳会社が使っている機械翻訳の

精度を知りたかっただけなのかな?

と今は怪しんでいる。

 

そうなら、

また無償仕事をさせられただけなのかな!

以前も、子供のお小遣いのような料金で

びっくりして腹が立ったことがあったけど、

今回もまた!

き~き~ポッポ!き~ポッポ!もやもや

 

翻訳者をないがしろにして使い捨てにすると

本当に必要な時になって後悔するぞ~~~~~!!

(もう、絶対に返信しない!)

と今頃になって怒っているもやもや

 

 

↓ここは平安神宮にあるお庭です。

 もうすぐ蓮の花が咲いて、

 すごくきれいですよ~。