人種を問わず、アテンドの最中に

必ず尋ねられることがある。

 

必ず、というか、だいたいほぼ

100%の割合で尋ねられる。

 

それは

"私がどこら辺に住んでいるか?"

だ......アセアセ

 

そこにはお客様なりの気遣いもある。

 

例えば、4時間のアテンドの後、

少し時間が押してしまうと、

私の帰りが大変だから、と気遣って

くださるのだ。

 

それは本当にありがたい。

でも、本当のことは

 

................言えない.....アセアセアセアセ

 

私が住んでいるところは

電車に乗れば、神戸にも大阪にも

30分程度で行けるので

ものすごく便利で環境もいい。

 

でも、京都となると、微妙.....

だいたい電車で1時間半くらいはかかる....

 

中には....

 

”京都とは全然関係のない人が

アテンドについている”

 

と、不満をいう人もいるのだアセアセアセアセ

 

そ、そうなの?

 

と思われるかもしれないが、

まだコロナの前のころ

若い女性の同僚が、

 

”どこに住んでいるの?”と

きかれて、正直に答えられた。

 

”神戸に住んでいる”ともやもやもやもやもやもや

 

おそらく、若い彼女のアテンドにも

不満だったのだろうとは思う。

 

で、そのままフランスの旅行会社に

即刻クレームが送られてしまったアセアセ

 

フランスの旅行会社と私が登録している

日本の旅行会社とは契約を結んでいるので

直接クレームがフランスの旅行会社に

送られたのは、会社としてはものすごく

まずかった....

 

そのお客様いわく

 

「神戸の人がどうして

京都のアテンドに入ったのか?」

 

結局、そのほかにもいろいろとあり、

神戸の彼女は契約解除になってしまわれた...

 

”とても楽しい!”

と言いながら働いていたのに....

 

この辺りの返答は、単に経験不足で

ただ、素直な人なのだと思う。

 

私はぜ~~~~~ったいに言わない。

いうときは、こうだ

 

「大阪と京都、奈良の中間に住んでいます」

 

と....

 

「なので大阪と奈良でも働いています」

と.....

 

嘘ではない.....と自分を慰める....もやもやもやもやもやもや

 

ちなみに大阪に住んでいる別の同僚も

はっきり大阪に住んでいるとは

”言わない”!と息巻いていたアセアセ

 

正直に言っても問題にしない人も

多いとは思うけれど、やはり言いにくい...

 

こういうとき

「京都に住んでいます」と言える

アテンドの人が少し羨ましくなる。

 

それだけで

アテンドの格が上がるような気がするのは、

私のやっかみだ....

 

どこに住んでいようと、

”アテンドについてくれて楽しかった”と

言ってもらえるように工夫したい。

 

まずは、来月の夏本番が大変だ。

少しペースを落として、決して走らず

ゆっくりと回りたいと思っている。

 

 

↓こちらの扇子専門店は、

いわゆるお土産物屋さんの扇子とは違って

ほんとに職人さんの見事な手作り扇子が

並んでいます。京都です!