昨日、

フランス人のお客様が

日本の列車に乗っていて

その列車の運転手の働きぶりを

称賛されていたことを書いた。

 

つまり、運転手なのに

いちいち窓を開けて

ホームの安全確認をしている姿に

「すばらしい!」と

感動しきりだったのだ。

 

こういうときは

やはりなんとはなしに

嬉しくなってしまう。

 

心の中で

「ありがとう」と運転手さんに

言いに行きたくなってしまうほどだ。

 

でも、

褒められることばかりではないアセアセ

 

スーパーに入ったり、特に京都の

錦市場を一緒に歩くと

必ず言われることがある。

 

「もうヨーロッパでは見ない」

.....と

 

なに? 

いったい何が見えるのか?

 

そう、プラスチックで包まれた

”野菜”が気になるらしいもやもや

 

いや、気になるのは野菜じゃなく、

サランラップのほうだ。

 

大きくて立派な加茂ナスに

ぴっちりとまかれたサランラップが

彼らは気になるアセアセ

 

ヨーロッパでは日本よりも

環境問題に敏感だ。

 

詳しい内容は忘れてしまったけれど

最近、フランスでは

プラスチックで一部の野菜を包むことを

禁止する法律ができたとニュースで

見たことがある。

 

なので、大きくて立派な加茂ナスなどは

そのまま並べる商品なのだ。

 

「どうしてプラスチックをまくんだ?」

 

こういうときも、

私は返答に困る....

 

「傷がつかないようにまいてるんです」

 

と、よくわからないままに

答えるしかない。

 

お客様の怪訝な顔が、見なくても見えるもやもや

 

「でも、ゴミの分別は厳しいんです」

 

と説明したが、プラスチック製のストローで

どんな言い訳も水の泡になる....アセアセ

 

スーパーはともかく

京都の錦市場なんかは、大きな加茂ナスを

そのまま並べて売った方が

”市場”っていう感じが出ていいなあ~

と私も思う。

 

この点、大阪の黒門市場は

多少でも、豪快だ!

あんまりプラスチックでまいてないアセアセ

 

こういう時はほんまに

大阪が好きになってしまう...

どうか、この豪快さを失わないでほしいと

心から願うもやもや

 

 

 

 

↓ かまってほしくて仕方がないとき