ブログのタイトルを変えようと思いながら、

なんだかあまりしっくりしたタイトルが

思い浮かないままだったのが、

今日、ふっと

 

「今日変えよう」

 

という言葉が浮かんだので、思い切って

変更しました。

 

”ぐびぐび”は日本酒のことももっと

書いていこうと思ったので付け足した

感じです。

 

さて、「珊瑚婚」というのは、結婚して

35周年のことをいうらしいです。

 

ちょうど桜が満開の時に

この「珊瑚婚」の結婚式を

 

なんと京都の上賀茂神社!アセアセアセアセ

 

で挙げるお客様のアテンドを担当しました。

 

上賀茂神社?って何?

と思われる方もいらっしゃるとおもいますが、

ユネスコの世界遺産に登録されている由緒正しい

京都最古の神社で、創建はなんと677年!!

 

お客様はフランス人のご夫婦で、

カトリック教徒のご家族でした。


宗教を問わず結婚式を受け入れる日本の

神さまってすごい!

もちろん、ハワイなどで結婚式を挙げる

日本人も多いので、一概には言えないのですが....

 

でも、例えばパリの大聖堂で仏教徒の日本人が

珊瑚婚を挙げるって、

やっぱり難しいと思う....

 

上賀茂神社には独自で結婚式を

担当する部署があって(つまり、外注ではなく)

日本の着物を用意して着つけをし、式の間も

写真やビデオを撮って記念として贈ったりと

普通の結婚式場と変わらないサービスが

行われていました。

 

もちろん宗教を問わないので、イスラム教徒の

カップルも受け入れてくれます。

 

なので、旦那さんは紋付きに袴の着物姿に

奥さんも着物で、と予想していたのですが

フランスからドレス持参で来られていました。

 

...........残念.....もやもやもやもやもやもや

 

素敵なドレスではありましたが、せっかくだから

マダムの方も着物を着てほしかったなあ、

というのが本音です。

 

旦那さんの袴姿は立派でした!!

 

式の中で何が大変だったかと言うと、

 

結婚式の宣誓

日本語で読まなければならないところもやもや

 

宣誓って、日本語を知らない外国人にとっては

破壊的に難しいアセアセ

 

「これからは苦楽を共にして、健全な明るい

家庭を営むことを誓います.....」

 

というような文面10行くらいを

日本語で読みあげる....もやもやもやもやもやもや

 

フリガナのようにローマ字が書いてあったのだが、

とてもとても無理アセアセアセアセアセアセ

 

で、急遽、フランス語に翻訳して印刷アセアセ

 

なんとか式に間に合ったという感じか....もやもやもやもや

緊張して訳してるこちらの手が

ブルブル震えるほどでした。

 

宣誓が終わったときは感動というよりも

こっちが安心して泣いてしまいそうなほど....

 

上賀茂神社でいいなあ、と思ったもう一つは

結婚式の雅楽も実際に演者が演奏して

くれる生演奏だったところでした。

 

テープに録音した音楽を流すのが普通ですが....

 

20分余りの短い式でしたが、

本当に感動的で、お客さまもものすごく

満足されていたので、こちらもお引き受けした

かいがありました。

 

ご夫婦のほかに息子さんお二人のご夫婦も

一緒で計6人のアテンドでした。

 

写真を載せられないのが残念です。

 

帰宅してからはどっと疲れて

食欲もなければ作る気力もなくアセアセ

着物を脱ぐと(そう、私も着物で行きました)

ど~っと寝てました....

 

でも、上茂神社は

桜の季節は穴場です。

人も少なくて、桜の花は本当に見事でした。

何もなくても、来年も行こうかと思っています。

 

 

↓京都の清水寺の近く、八坂の塔です。

 夏はちょうどここから夕陽が見えて

 きれいですよ。