みなさんこんにちはsei



今朝は風がカラッとしていて


とーっても気持ちよかったですねえへへ…



少しずつ秋に近づいてきましたねきのこ




それでもまだまだ暑い日もありますので



水分補給と



お散歩の道の温度チェックは



必須ですよっにんまり




今日は外の看板も更新sao☆






Thinking of animals by Risa
今回はごはんのお話むふっ。




馬肉って体を冷やす食材って知っていました?



ですので



体を痒がったり、イライラしやすい



ワンちゃんネコちゃんにおすすめの



食材ですにこ




手作り食は不安という方、



まずはトッピングから始めてみませんか?★





Rireでは全身を



東洋西洋医学両方の視点からチェックして、



性格なども踏まえて



その子にあった食材をアドバイスします桜咲く




また、



真剣にダイエットをしたいわんちゃんねこちゃん!




Rireでダイエット始めませんか?




鍼灸などの東洋医学も取り込み



全身の体質改善や食事のアドバイス



生活改善でワンちゃんネコちゃんの



ダイエットをお手伝いしますほし




肥満は様々な病気をひきをこします・・・



健康で長生きできるよう



早めにダイエットを始めましょうはーい




さて、


今回は久しぶりに



お薬のお話をしたいと思いますむふ



みなさんおなじみの『ステロイド』



どんなイメージがありますか?



いい?悪い?怖い?



様々なイメージがあると思います。




そもそも



ステロイドってなーにはてな



ステロイドとは


腎臓の上部にある副腎という臓器の


外側の部分、


『皮質』といわれるところで作られるホルモンです。



Thinking of animals by Risa



普通の状態でも常に体内で作られていて、


体に対するいろいろなストレスに対処するなど


生きていく上でとても重要な働きがあります。


このホルモンのうち、


糖質コルチコイドという成分を化学合成したものが


『ステロイド剤』ですめがね



つまり、


常に体でも作られているものなのですジョニー☆ほほ~~ぅ



ステロイドの効果は


炎症を抑える


免疫を抑える


などがあります。



そのため、アレルギーやアトピー、


血液を自分の免疫細胞が壊してしまう病気など


免疫疾患の子に使用したり


ワクチンなどの副反応を抑えるためなどに


使用したりします。



また炎症がひどい場合に使われます。


さらに、一部の腫瘍では抗がん剤として


使用します。



免疫を抑制するため、


感染しやすくなります。



そのため、抗生物質と一緒に使うこともあります。


また、皮膚病の場合


真菌(カビ)や、ニキビダニ・疥癬などの寄生虫がいる場合


免疫を抑えて余計悪化してしまう場合があるので


見た目はアレルギーやアトピーでも


きちんと検査が行われます。



ステロイドはかゆみや炎症を抑えてくれるので


皮膚疾患にはよく使われます。



また、食欲増進作用があるので


きちんと検査したうえで


原因不明の食欲不振に使われる事も


あります。




では、副作用のお話をしましょう。



先程あげたように感染しやすくなります。


また、長期間高用量で使うと


自分の体から出るはずのステロイドが出なくなってしまったり


大量のステロイドが体にある状態の病気


“副腎皮質機能亢進症(クッシング)”を


お薬で引き起こしてしまいます。



さらに、一部の抗がん剤はステロイドを使い続けていると


効果を発揮しなくなってしまう薬もあるので


処方する我々獣医師も慎重に処方します。



胃潰瘍を引き起きす場合がありますので


胃を保護するお薬と一緒に飲みます。



肝臓にも負担がかかるお薬なので


長期服用が必要な場合、定期的な


血液検査や肝臓の保護薬が


必要になる事もあります。



ステロイドはきちんと使えば


怖くない


とても効果的な薬です花


ステロイドを必ず使わなくてはいけない病気が


たくさんあります。



先程あげたような免疫疾患やアトピーなどは


使う必要のある病気ですので


急にやめたり


ご自身で判断せず


必ず獣医さんの指示された量・期間を


守って服用してください。




残念なことに


獣医療が発達してきている中でも


まだまだ


何も検査せず


“抗生物質+ステロイド”の注射を打って終わり・・・


そんな治療が街中にはあります・・・


ステロイドは食欲を増し、元気が出るので


一見元気になったように見えるのです・・・



私の祖母が昔飼っていた子も


医原性の副腎皮質機能亢進症


になってしまいました。。。



動物は言葉をしゃべれません。


だからこそ


何の薬を何のために使っているのか


今一度ぜひ確認してみてください花



一つの尊い命・・・


そして大切な家族チューリップ



すぐ元気になる治療が全てではなく


根本をみつけてあげて


苦しみを取り除き


わんちゃんねこちゃんと


より長く楽しく


一緒にいてあげてくださいねっうっとり。