みなさんこんにちはぁ
今朝は少し曇っていましたが
東京は日が差してきて
只今とても気持ちの良い
お散歩日和です
今朝はカワイイゴールデンちゃんが
ママとランニングしてました
私もいつか大きなワンちゃんを
飼ってみたいです
コリーちゃんも好きですが
スタンプーさんも最近の
お気に入りです
わんちゃんもねこちゃんも
みんなそれぞれ個性があって
かわいいですよねぇ~
この忍者ごっこちゅうのねこさんは
私の愛猫のFranくん
新しいお部屋を探検中の一コマです
この部屋に慣れてくれるかな?
っと少し不安を抱えていたのですが
ご覧の通り
引っ越し中に少しどかしておいた
クッションにうもれてごまんえつ
新しい秘密基地だねっ
クッションの位置はココにけってーぃ
いよいよ本日友人にベッドを組み立ててもらって
引っ越し完了です
心機一転、
動物と人のより良いくらしのために
まだまだがんばりまっす
さて、
今回は
ネコさんの『痛み』について
お話したいと思います
ネコさんも
人やワンちゃんと同様に関節疾患などにおける
『慢性痛』の子が多く存在します
ネコさんはワンちゃんと異なり、
『肢をひきずる(跛行)』『歩様異常』といった
異常を見せることは少なく
跛行のない運動性・活動性の低下
食欲不振、
元気がなかったり攻撃性の増加などの
性格の変化
不適切な排泄行動
グルーミングの減少
っというような行動学的変化を
起こすことが多いです。
こういった行動学的な変化は
高齢のネコちゃんにおいて加齢性の変化と
思われがちです
そのため、加齢性変化と思われている
ネコちゃんのうち
関節疾患が隠れているネコちゃんは
意外とおおいのですよぉ
ちなみに今年11歳になる
私の愛猫のFranくんも
腰の背骨に加齢性の
変形性脊髄症がある事を
2年前レントゲンを撮影して
初めてしりました
彼も特に痛がる様子はないですが
手をあてたり
カイロをあてたりして
腰を温めると
眼を細めてとても
気持ちよさそうです
なのでたまにFranも
お灸をしてます
お灸は温めるだけでなく
艾の作用で
炎症や痛みを緩和する
作用もあるのですよ
っとすこし脱線しましたが
つまりネコさんの関節疾患は
見つける気になって見つけないと
見つからない
というものが多いのです
そのため、
ご家庭でも飼い主様に
ふだんのネコちゃんを良く
観察していてもらうことが大切です
ある報告によれば
先程の食欲不振や元気の消失といった
行動学的変化が認められ
かつレントゲン検査で異常が確認された
ネコちゃんに鎮痛剤を与えた結果
71%もの症例で行動の異常が改善された
というのがあります
ねこさんの中には、鎮痛剤の投与を行っても
あまり改善しない子もいます
この原因として、
ネコちゃんの関節疾患は
長く不快な感覚が続くことにより生じている
痛みで、薬適応外なことがあげられます。
この痛みは薬物による治療だけではなく
体重の減量や魚油や緑イ貝抽出物、
グルコサミンをあげることも
大切になってきます
また、DHAの効果も報告されているほか
ワンちゃんにくらべネコちゃんは鍼治療によく耐え
生じる効果はより長時間得られるという
報告もあります
ねこちゃんは本当は痛くても
『痛み』を隠すといわれています・・・
健気ないきものですね・・・
そんな愛くるしいねこちゃんの
異常にいち早くきづけるように
ここでご家庭で簡単にできる
ネコちゃんの痛みの評価を
あげておきましょう
①目が下がり、耳が垂れて、目を細めて少し釣り目気味
(両目が部位の字状にみえる)
②横になり緊張またはじっとしている
※強い痛みの時にみられます。
③背中を丸め、足を伸ばし壁に背をくっつけて
じっとしている
④傷口や体を触るとうなる、ひっかく
この他、
・爪とぎをしなくなった
・気性が荒くなった
・おもちゃにじゃれなくなった
・ジャンプしなくなった
・グルーミングの頻度が減った
(毛がごわぐわ)
などがみられる場合も
痛みを感じている
可能性があります
ぜひこれを活用して
ねこちゃんの心の声に
きづいてあげてくださいねっ
ちなみに
痛みのないねこちゃんは
耳をまえにそばだてて
目は細めず
目と目のラインを結ぶと水平に見えます
これから梅雨にはいりますね
梅雨は湿気が多く、
東洋医学では湿邪の多いきせつです
湿邪は関節の痛みを引き起こしますので
これからの季節
ワンちゃんネコちゃんは
いつもと行動の変化はないか
よくみていてあげてくださいね
それではみなさま
わんにゃんと素敵な週末をお過ごしください