みなさんこんばんは
今日は天気が良くて
寒さも忘れちゃいました
東京は今日から寒波になるそうなので、
ひとも、わんちゃんねこちゃんも
暖かくしておやすみくださいね
先日お伝えした、
１１・２３のﾒﾃﾞｨｶﾙｱﾛﾏｾﾐﾅｰの資料も
着々と出来上がってきました
ご予約お待ちしております
優しい香りに包まれながら、
一緒に楽しく
メディカルアロマの世界へ
ご案内いたします
もちろんワンちゃん同伴可能ですよぉ～
さて今回は、
皮膚病のお話
皮膚糸状菌症
この病気は、
わんちゃん・ねこちゃん両方共が
なりますが
わんちゃんの膿皮症
ネコちゃんの皮膚糸状菌症
っというようにねこちゃんでは
よくみられる病気です。
そして・・・・
人獣共通感染症・・・
つまり人にも感染するものです。
原因は主に、Microsporum canis
というカビの一種が原因で、
抵抗力の低下
（幼弱動物、ウィルス感染、腫瘍、
栄養不良、免疫抑制薬、妊娠/授乳）
や感染動物との接触により
発症します。
症状は、
カビの種類や感染動物の免疫状態
によってもかわりますが、
痒みは軽度で痒がらない動物が多いです。
典型的な病変は円形の脱毛症で、
たばこの灰のようなフケが
耳や足先にみられることがあります。
このほか、
毛の色が変化したり、びらん（ぐじゅぐじゅ傷）、
膿疱（ぷくっとしたできもの）
などを示すこともあります。
ねこちゃんでは、
粟粒性皮膚炎（粟の粒のように小さな発疹）
ができることもあります。
これは、M.canis感染の時の典型的な
眼周囲の灰色の痂疲（かさぶさ）です。
写真の写真でみにくくて
ごめんなさい
こんな皮膚炎になることもあります
皮膚糸状菌の検査は、
毛を少し抜いて顕微鏡で覗きます。
また、ウッド灯という特殊な
M.canisがみどりに光る光で
みることもあります。
そして、
培養検査。
培地に採材した毛を入れて
２ｗぐらいすると
カビが生えてきます。
治療は、
真菌（カビの仲間たち）用シャンプーや
塗り薬、
ひどい場合は
抗真菌薬を内服します。
人にも感染するものですので、
おうちのワンちゃんネコちゃんが
なってしまったら、
掃除をまめにし、
手袋をしてシャンプーをするなど
感染に気をつけましょう
日ごろから免疫が落ちないように、
なるだけストレスを解消し
よりよい食事と睡眠を
あげましょうね
ちなみに。。。
ストレスの指標とされる
活性酸素。
学生時代にわんちゃんが
何で一番活性酸素が上がるかという
実験をしました。
すると・・・・
圧倒的に
たばこの副流煙でした
喫煙されている方は、
動物たちのいないところで
吸われる事を
おすすめいたします
『病気の根源はストレス』と
東洋医学でもいわれています
ワンちゃんネコちゃんも
なるべくストレスをなくしてあげて
わんにゃんと一緒に
快適な生活を送りましょう
Rireのツリーはこんな色にも
へんげします
いつでも見にいらしてくださいね
院内もぜひ見学にいらしてくださいね
リサンタ＆真っ赤な華のトナカイが
心よりお待ちしております
今夜も皆様が素敵な夢を
みられますように
