こんばんは
東京もだいぶ暖かくなってきました
ワンちゃん達も、ハァハァしながら来院してます
お鼻の短いワンちゃんは、
暑さに弱いので、
これからの季節、
お散歩の時間や
屋内の温度管理に
十分注意してくださいね
この季節、蚊の対策も大切です
ワンちゃんも人と同じく
蚊に刺されればとても痒いです
お外に行くネコちゃんですと、
耳にかさぶたがたくさん出来ている
子がいます
これは、蚊に刺されによるアレルギー反応の
可能性が高いです
ちなみに・・・
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アルコールフリーで
安心して使っていただけます
昆虫忌避作用で今話題の
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香りのよい、体に優しい虫除け
是非一度お試し下さい
さて・・・
本題に入りましょう
先日無事、鍼灸セミナーの全6回が
終了しました
そこで今回は、
東洋医学の面白いお話を
おうちでも簡単に出来る中医療を交えて
お話ししたいと思います
椎間板ヘルニア
これは西洋医学では、
原因分けは特にされませんが、
東洋医学から診ると、
いくつかの原因があり、
その原因に沿って治療していきます
たとえば、、、
1.風邪などで高熱が長引く
2.肝臓や腎臓の陰の気が不足する
3.腎臓の陽の気が不足する
4 .過度のブリーディングによる
腎の気の不足
5.多湿な季節や、水に長く入っていたなど
湿邪が気血運行を妨げる
6.手術後などに引き起こる、
気と血両方が不足するなど
色々考えられます
西洋と東洋の治療の方法の違いは、
西洋医学は、
その病気に対しての治療なのに対し
東洋医学は、
その病気の根本の原因に対しての治療
です
東洋医学は、根本から治療するので、
西洋医学で繰り返す疾患を、完治させる
ということもあります
西洋の薬を使用した方がよい
疾患もあるのも事実です
西洋東洋両方の視点から診断し、
その時にあった治療を選べるのが
本当は理想の医療ではないかなと
日々感じます
ご家庭で出来る中医療
写真のように、
内外くるぶしの上を
親指と人差し指で挟んで、
上に向かって優しくマッサージ
後ろ足の外くるぶしの上、
ここには崑崙(こんろん)
というツボがあり、
ここを寫法(気を抜く)すると
痛みが取れます
うちくるぶしの上、
ここは太けい
というツボがあり、
ここを補法(気を補う)すると
右は腎臓の陽の気が補えます
腎臓は体を温める機能があり、
また、精気を蔵する場所とされています
このマッサージをするだけで
二つの作用があります
体の冷えや疲れから来る
腰の痛みには最適な方法ですので、
ワンちゃんネコちゃんに
是非お試しください
もちろん、ツボは人も同じなので
飼い主様も中医療を
是非体で感じてみてくださいね
これは、堤鍼といって、棒状のものを用いて
補法をしている写真です
鍼を嫌がる子や、
元気で動き回って鍼が打てない子
などに鍼の代わりとして
使います
痛みもなく安全に使えます
鍼灸というと鍼を刺すイメージが
あると思いますが、
こんなものも使うんですよ
動物の東洋医学は、
まだまだ普及してませんが、
飼い主様が少しでも興味を持って
いただけたら嬉しいです
また天気がくずれそうですね。。。
みなさま体調に気をつけて
素敵な日々をお過ごしください