みなさまこんばんは
東京の今日は風が強かったですね
ワンちゃんも目の中に砂埃が
入ったりしましたよね
日差しは気持ちよかったので
ネコちゃんはほっこりできたかな
さてさて、
今回は
ワンちゃんの涙やけ
についてお話したいと思います
涙やけのワンちゃん
多いですよね
以前までは、涙やけの原因は
目から鼻に涙が抜ける
鼻涙管が詰まることが
原因と言われていました
そのため、治療として
鼻涙管を洗浄するという処置が
施されてきました
しかし
実際は鼻涙管が詰まっていても
涙やけができない子はいますし、
逆に鼻涙管が詰まっていなくても
涙やけの子はいます
鼻涙管の詰まりと涙やけの相関性は
とれていないのが現状です
それよりも、
まぶたの縁にある、油分を分泌する
マイボーム腺が詰まる事が
原因だと最近は言われております
涙を角膜（目の表面）に維持しているのが
その油分であり、
マイボーム腺が詰まることにより
油が分泌できず、涙が保持出来ずに
流れ出し、涙やけが出来てしまいます
マイボーム腺から油分が分泌されるのは、
まばたきをし、上まぶたと下まぶたが
合わさった時です
ワンちゃんは人に比べ、
まばたきをあまりしない
生き物ですので、
人に比べ元々詰まりやすいのです
また、
まばたきが出来ない子、
出来るけどまぶたが合わさるまで
出来ていない子もいて、
そういう子は油の分泌が出来ません
治療としては、
目を温め、
まばたきをさせ、
マイボーム腺の分泌を促す
（ひどい子は抗生物質を飲む）
事です
ただし、まばたきはワイパーと同じで
乾いた角膜にすると
角膜に傷がついてしまいます
ですので、必ず病院で眼用の軟膏を
処方してもらって行ってくださいね
また、温める方法は、
手で温めてあげるのもいいですが、
ジェルパックなどを人肌ほどに温めて
乗せてあげるのをおすすめします
ドライアイ気味の子は
温かい蒸しタオル
を乗せるのもいいですね
病院では、詰まっていたものが
少し軟らかくなったら
マイボーム腺を点眼麻酔だけで絞り、
詰まっていた物を出すことが出来ます
何度も繰り返しますので、
ホームケアと病院での定期的な絞り出しが
必要となります
先ほど書いたように、
油が分泌されていないと、
涙が保持できないのでドライアイに
繋がります
そして、角膜の傷に繋がりますので
涙やけのある子は放置せず、
病院に行ってきちんとした
検査、治療を行って下さいね
もうすぐ春ですね
まだまだ昼と夜の寒暖の差が激しい日が
続くと思いますので、
みなさまお体にお気をつけ下さいね
