こんにちはしっぽフリフリ


昨日は、おしっこが出ないというフェレット君に奮闘し・・・


帰ってきて気づいたら寝てましたガーン


フェレット君はすっきりした顔で帰っていきましたにひひ



さてさて・・・


今日のテーマは


わんちゃん、ねこちゃんの避妊手術


です。



避妊手術はなぜ必要なのでしょうか?



一番の理由が、子宮蓄膿症乳腺腫瘍


を予防するためです!



子宮蓄膿症とは・・・


子宮に膿がたまる病気です。


中年齢の、発情(生理後)後2ヶ月間が最も


危険な時期です。


元気なくなり、よく水をのみ、外陰部から膿が出たりでなかったり・・・



発熱もするので体も熱いです。



この病気の1番の治療法は、


手術で子宮を摘出する事です。


しかし、年を取ってくると様々な病気にもなりますので


麻酔をかけるのにリスクがあり、


かなり危険を伴う手術になる子も多いです。



また、手術が成功しても血液が固まらない病気を併発し、


亡くなってしまう子達も少なくないです。



乳腺腫瘍とは・・・


おっぱいのしこりのことです。



良いものと、悪いものがありますが、


悪いものというのが、です・・・


わんちゃんでは、半分の確立で悪性ですが、


ねこちゃんの場合、8、9割が悪性です。



わんちゃんで言われている事なのですが、


体が成熟し、1回目の発情(生理)が来る前に


避妊手術をした場合、乳腺腫瘍の予防率は割、


2回目の発情が来る前だと


3回目だと


と、確率はどんどん落ちてしまいます。


なので、体が成長したら


早めに取る方が乳腺腫瘍は予防できます。



また、ねこちゃんは発情がくると大きな声でなきますので、


ご家族と仲良く暮らしていくためにも


避妊手術は大切です。


外に出るねこちゃんも、猫エイズは交尾でうつりますので、


病気をうつす、うつされないためにも


避妊手術は大切です。



※病気をもっている子は、他の子にうつしますので外に



出さないでおきましょう。



また、病気だけでなく交通事故など命を縮める可能性を



高めますので、屋内で飼う事をお勧めします。



この事は、詳しく後日お話します。



わんちゃんは、女性ホルモン依存性の皮膚病になる子も


いますので、それも予防できます。




ただし・・・


避妊手術をすると、おしっこのきれが悪くなる子もいる


という報告があります。


また、


麻酔はどんなに気をつけていても100%安全


というものではありません。


それは、頭に入れておかなければなりません。




獣医さんそれぞれで、考え方は異なりますので


正しい知識を持ちながら、


かかりつけの獣医さんとよく相談して


避妊手術を行ってください。



最近は病気の話が続いたので、


次回は・・・


行動学の面から見た


わんちゃんとヒトの関係


についてお話したいと思いますぶーぶー



気づけば日が落ちてきました・・・


みなさん、夜は寒くなってきたので


風邪をひかないよう、


お風呂でよく温まってくださいね星