こんにちは
占い師のフランです。
数年前から
自分を愛しましょう
自己肯定感を上げましょう
という主旨の本やブログが増えました。
空前の自愛ブームに助けられ、長年の苦しみが自己肯定感の低さから来るものだと解り楽になったという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、中には頑張っているのになかなか自己肯定感が上がらない方や
自分を愛するという事がよく解らないという方がいらっしゃいます。
沢山の本を読み、情報を積極的に取り入れて努力しているにも関わらず、どうしていつまでも自己肯定感が上がらないのでしょうか?
本日は、私がこれまでに見てきた
自己肯定感がなかなか上がらない人の特徴
を、いくつかお伝えしたいと思います。
①本当は女臭いタイプ(女性限定)
女臭いというと語弊が有りますがここでは以下のような願望や欲求を指します。
本当は自分が一番愛されたい
好きな人の周りに居る女性なんてみんな邪魔者
チヤホヤされたい
外見を褒められたい
こういった感情を、
みっともなくはしたないもの
と位置づけているタイプの方です。
仕事の出来る聞き分けの良い女性に多いです。
非常に理知的で真人間なので感情的に人に食ってかかるような事もしません。
なんなら感情をあらわにする事もヒステリックで恥ずかしい事だと思っていたりします。
しかし本当は自分で思っているよりもずっと女臭いので、それをしている女性になんとなくモヤッとします。
他の女性よりも一番愛されていたい訳なので心の奥には他の女性への敵対心や競争心が有り、その為に相手もそうである筈だと感じてしまう事も少なくありません。
その為、
マウントを取られた
女性にすぐに嫌われる
女性から目の敵にされやすい
そんな風に感じやすいのも特徴です。
実際にそうである場合も有りますが、相手はそんなつもりは微塵も無い場合も有ります。
しかし自分の中に同性への競争心が有るのでそれを相手に投影してしまうのです。
理性でこれを律しようとするので目指す人物像は常に
自分ではない何者か
となります。
本当の自分の欲求に蓋をしていつまでも認めてあげないので、
自己肯定感を上げるどころか自己否定の連続となります。
このタイプの方に必要なのは
私は自分で思う以上に女臭い
という事を認める事です。
認めた上で、機嫌を取りまくる
人にして欲しい事は自分で自分にしてあげる
貰ってみたいプレゼントを自分に買ってあげる
好きな人の周りに居る女性に嫉妬したら
嫉妬したって良いよ。だって女の子だもん。
と開き直ってしまう。
こうやって自分のわがままを聞きまくる事です。
そうすると自分を条件付きで愛そうとする事が無くなりますし、他の女性の事も可愛いく見えてきたりします

②そもそも自分の気持ちを解っていないタイプ
こちらは内省や内観の習慣を持たずに生きてこられた方によく見られます。
特徴としては以下のようなものが有ります。
人に相談をした際に『自分の気持ちが解らない』『自分でもどうしたいのか解らない』と言う事が多い
笑顔で居なければいけないと思い、感情に関わらず無理をしてでも笑っている
自分の気持ちを分析するよりも先に人に相談する
哲学、自己啓発、脳科学、心理学、宗教など、内観の助けとなるような本をほとんど読んだ事が無い
同じような質の失敗を繰り返している
十年前と悩みの根本がほとんど変わっていない
気付いたら友人が皆自分よりも精神的に大人になっていたと感じる
このタイプの方は社交的な傾向が有りますし基本的には善人で憎めない方が多いです。
しかし、考える為の材料をあまり持ち合わせておらず、自分の気持ちを掘り下げて考える事が上手く出来ません。
そもそも人付き合いで一人になる時間があまり無い場合も多く、考える時間を確保する習慣が無い方も多いです。
何が問題なのかと言うと、
自分の内側を理解しようとしないのは、
自分の手で自分を幸せにする事を放棄するも同然という事です。
例えば、不誠実な男性に都合よく扱われていて辛いとします。
内観が出来る方であれば、何故その相手に執着しているのかを考え、自分自身の課題をあぶり出して徹底的に向き合います。
しかし、どうしてその人に執着しているのか理由が解らないままいつも同じような展開になる
という恋愛を繰り返している方は要注意です。
このタイプの方が自己肯定感を上げていく為には、
まずは
自分自身の感情の出所を分析する習慣
を持つ事が必要となります。
どうしてこれを嫌だと思ったのだろう?
どうしてこのタイプの人にばかり惹かれるのだろう?
という疑問を持つ事です。
その為の方法として、質問してくれる誰かを頭の中に設定しておくのをオススメします。
アニメやゲームのキャラクターでも良いですし、架空の人物でも構いません。
どうして?
と、質問してくれる人を作っておき、一人で問答してみる。
そうやって自分の感情の出所を理解し、自分の事を知るところから始めてみて下さい。
③男性社会のヒエラルキーの中に参加している
こちらは非常に厄介です。
前の2つは他人に害が及ばないのですが、こちらは下手をすると有害な存在になりかねません。
特徴としては、
人を蹴落としたりマウントを取ってしまう事が多い
勝ち負けにこだわり人の精神衛生面に気を遣えない
他者からどれだけ評価されるのかが自分の価値になっている
学歴や肩書き、雇用形態が人間の価値だと思っている。
え?そんな人意外と居ませんか?
と感じましたでしょうか?
そうなのです。
意外と居るのです。
だからギスギスするのです。
このタイプの方は①の『本当は女臭いタイプ』の方と根っこは似ています。
違う点は、①のタイプの方が外で徹底的に綺麗に居ようとするのに対し、このタイプの方は実際に言葉や行動で人を不快にさせている事が多いという事。
同性には嫌われるし異性には怖がられるので人間関係で傷付く事が増えます。
しかし傷付いたと認めるのは弱い事であると思っており抵抗が有る
そうするとプライドを守る為に更にキツくなります。
その結果、嫌われたり避けられたり怖がられたりという負のループに陥ってしまいます。
本人は弱さを悪しきものとして見ていますので、自分が傷付いたとは認めません。
そうするとそのうち他人を見下したり責めるようになります。
そうなると積極的に関わろうとしてくれる人が減るので承認欲求も満たされません。
その結果、自慢話や他人下げが増えます。
誰も褒めてくれないので自ら言うしか無くなる訳です。
本当は認められたい
褒められたい
心地良い人間関係の中に居たい
気を張らなくても良い友人が欲しい
しかし人に対して自分自身がマウントを取ってきた為、弱い部分を見せるとそこを突かれて傷付くかもしれないという恐怖心も有る。
だから人に対して気を許せません。
甲殻類のように外側だけがどんどん硬くなります。
このタイプの方がまずしなければならない事は、
自分が今持っている価値観はどこで貰ったものなのかを特定する
という事です。
無理せずに適応出来ていないから、
自分に合わない価値観を採用して生きているから、
だからおかしな事になっているという事をまずは自覚しなければなりません。
ヤドカリだって自分に合わない殻は捨てるのです。
人間も同じです。
自分に合わない価値観を、親や学校、周囲の人々の影響から持ってしまっていたとしても、
それはいつだって捨てられるのです。
そして自分に合う価値観を探せば良いのです。
その方がずっと楽ちんです。
特に男社会と言われるような世界で生きてきた場合、相手に負けてはならないという気持ちが強くなりやすいのです。
しかしそれは全世界共通の価値観ではありません。
協力して横並びでやっていく事が正しいとされる世界も有りますし、
正社員だからなんなの?人の雇用形態なんてどうでも良くない?と思っている人も居ます。
競争を心地良く感じる人も居ますが、その人から貰った価値観が自分に合うとは限りません。
合いもしない価値観の中でトゲトゲしく生きる事は
自分とは別の人間として生きる事だとも言えますし、
もっと言いますとその価値観を崇拝して本来の自分よりも上に置いているとも言えます。
この状態で自己肯定感を上げるのは無理が有ります。
まずは
この価値観はどこで貰ったものだっけ?
と、自分に聞いてみて下さい。
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いかがだったでしょうか。
あまり沢山書くと長くなってしまうので本日は3つだけお伝え致しました。
世の中に沢山有る自愛の方法や自己肯定感を高める方法は、形だけ真似をすれば良い訳ではなく、
自分自身で本質に気付いていく為のツールに過ぎません。
もがき苦しんでも、今上手くいっていなくても、
あなたが自分を幸せにする事を諦めなければ必ずそうなれます。
頑張るあなたを応援しています



■HP「自分を愛したいあなたへ」
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