こんにちは


占い師のフランです。


最近、若い男の子達が


結婚するならこんな人が良い


という話をしていました。


二十台前半で結婚にリアリティが無い方々でしたので、よくある雑談としてそんなに気負わずに話をしていたようなのですが、その中で


相手の親がどんな人なのかは大事


親に愛されて育った人が良い


といった意見が出ました。



理想の結婚相手として親と仲が良い事や家庭環境に恵まれている事を条件に出す方はこれまでも多く見てきました。




昔の私はこのような意見に傷ついていました。


自分の生まれた家庭がいわゆるマトモな家庭ではなかったので、


家と家との繋がり


だとか、


当人達だけの問題ではない


という言葉を聞くと、自分は誰とも一緒になる資格が無いのだと言われているように感じていたのです。


しかし、今は違います。



今はこういった事を言う人達は、単に自分が育った家庭を再現したいだけなのだと思えるようになりました。



そのいち意見に傷つく必要は無いと思えるようになったのです。



その上でもう一歩踏み込んで思う事は


自分の親や、生まれた環境を疑う力が有る方が良い


という事です。



私の生まれた家庭も、あなたの生まれた家庭も、星の数ほど有る家庭のたった一つの例に過ぎません。



それなのに自分の生まれた家庭の常識を相手に押し付けてしまったら



揉める事は目に見えていますよね。



これは友人関係でもなんでもそうで、


他人と生きていく中で


自分にとっての『当たり前』を相手に押し付けてしまうと上手くいかなくなります。



年末年始は必ず帰省するのが当然


週に一度は外食をするのが当然


お弁当に昨夜の残り物を入れるなんて有り得ない


帰宅前には連絡をするのが当たり前だ


最後に残った唐揚げは食べないのが常識だ


などなどなどなど


もうキリが有りません。



人と一緒に生きていくというのは、自分の中の常識を否定される経験をするという事でも有ります。



それを受け入れないのであれば、何万人と会話をしようが誰一人とも話していないのと同じ事です。



人の意見に染まる必要は有りませんし、異論反論は大いに結構だと思いますが、



そうしたいのであれば相手が自分の意見を受け入れない権利や異論反論をぶつけてくる事も受け入れなくてはいけません。



皆違う人間に育てられて大人になったのです。


全く同じ考えの人は居ません。


だからこそ、自ら進んで


自分の常識を形成した家庭環境や親に疑問を持つ力が有ると、



人との違いも楽しめたりしますお願い



結婚したら親の面倒を看なければならないだとか


独身の親戚が居る人と結婚したらその親戚の面倒をみなければならないだとか


そういった事だって世界の中に無数に有る、一つのケースに過ぎないのです。


常識な訳ではありません。



自分の中の『当たり前』に疑問を持てた方が、自分を袋小路に追い込む事はグッと減り



結果的に楽になれますチューリップ





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