そういえば!と思い出したことがあります。
不登校になったばかりの頃から、少し元気が出てくるまでの間の
一番本人も辛そうな時期…のことですが、昼夜逆転などが起きている時、
身の回りの清潔を保つことさえ、ままならなくなる時期が…あるんですよね。
普通であれば、当たり前にする毎日の歯磨きや、お風呂に入る
ことなど・・・、
しんどい状態の時には、とにかくそういった生活習慣が、ガラッと崩れたりします。
まあ、毎日お風呂に入らなくっても、そうそう病気になりませんから、大丈夫。
歯もね~、なかなか磨けなかったりしますよね~。
それも、まあ、磨かなくたって、死ぬわけじゃないですからね~・・・と割り切る事も
時には必要ですよね。(虫歯が増えるのは悩ましいけど、後で治療はできます!)
とにかく、大切なのは、心が元気になって、ふんわりとした状態になって行くこと!
動くのもしんどい状態の時には、無理してお風呂入ったり、歯磨きしたりも、出来ない
事もある!と認めてあげましょう。
それでもね、たぶん出かける用事があるときには、頑張ってお風呂入りますから~。
心のパワーが回復してくれば、だんだんそういうことも、また出来るようになってくるものです。
それと、心が疲れている時って、過眠傾向になりますね。
それも、その子の身体と心が欲していることなので、必要なだけ睡眠もとらせてあげましょう。
長女も調子の悪い時には、一日12時間以上寝ていた・・・なんてことも良くありましたよ。
おかげで、不登校している間に、身長が急激に伸びて、久々にあった同級生に驚かれたり・・・なんてことも。
成長期の子どもにとって、睡眠はとても大切です。
長女は、体調の悪い時でも、食事はそこそこ食べてましたし、睡眠もたっぷりとれていたので
そういう点では安心だな・・・と思っていました。
落ち込みの激しい時には、よく「しにたい」と、口にすることもありましたが、
それは、本当にしにたいのではなくて、「死にたいほど苦しい、つらいよ~」という意味。
だから、真に受けて、オロオロし過ぎず、「それほどつらいんだね~」と気持ちを受け止めて
あげて下さいね。
本当に辛い時には、ただ、「そうなんだね。つらいね」と同意してあげることで、子どもは
救われるものです。