中1の2学期から、完全に不登校になってしまった長女・・・。

 

中学校の勉強は、それなりにその後の要になることを教わるわけだし、

 

このまま、ずっと学校に行かないとなると、学業の遅れも心配になってきますよね。

 

そうかと言って、通信教育教材などをとっても、決して自ら進んでそういうものを

 

やれる子ではなかったので、学校に行かなくなってからは、本当に勉強とは離れて

 

しまったような状態でした。

 

そこで、いろいろ考えた挙句、長女に家庭教師を付けたらどうだろう?と考えるように

 

なりました。

 

・・・・と言っても、我が家は、それほど余裕のある生活ではなかったのもあり、

 

〇〇家庭教師センターのような業者さんを通して頼むと、指導料もどうしても高額になります。

 

そこで、ネットで自ら家庭教師やります!と出している、なるべく近くにお住まいの大学生

 

を探し、英語と数学だけでも指導していただきたいと交渉することにしました。

 

最初は、指導して下さる学生さんの都合もあり、英語と数学を、それぞれ別の方に

 

お願いすることに。

 

一人は、地元国立大薬学部3年生の女性で、もう一人は、地元の私大医学部1年生の男子

 

でした。

 

二人とも理系でしたが、数学が得意だという女性の方には数学を、帰国子女だという

 

男子には英語を教えてもらってました。

 

始めたのは、中2の秋頃からでしたが、数か月で医学生の男子は、2年に上がると

 

校舎が変わり遠方になるので・・・と3月にはやめることに。

 

その後は、薬学部の女性の先生に、英&数両方を指導していただくことになりました。

 

あちらの都合もあり、基本週1×2時間の指導で、都合により日時を変更したり、

 

長期休みの時には、少し指導日を増やして頂いたり・・・と、柔軟に対応して頂きました。

 

この先生には、彼女が大学院に進んだこともあり、長女が高2になるまで、約3年半

 

お世話になり、娘とも息が合って、それなりに長女の基礎学力をつけて頂くことが

 

出来たと感じています。

 

今でも、大切な長女のサポーターの一人であったことに、感謝しています。

 

ちなみに、この時は、個人契約でしたから、1hあたり2500円で1回5千円、月に2万円

 

程度の指導料でした。塾に通わせても、もっとかかると思うので、良い先生に当たれば、

 

完全個別指導で、本人に合わせて教えてもらえるので、かなり効率も良かったと思います。

 

学校に毎日通っていれば普通に習う範囲のことでも、不登校になり、教科書も開かない

 

日々では、親も本人も不安なものですよね。

 

かといって、週に2時間のレッスンではさほど意味がないのでは?と感じる方もいるかも

 

しれませんが、集団の中でぼーっとしていても1時間、マンツーマンで集中して勉強しても

 

1時間・・。後者の1時間の密度は、集団の中でだらだら行うよりも、むしろ集中して、

 

密度濃く学ぶことができるメリットもあります。

 

塾だと、たとえ個別指導塾に行ったとしても、1対2とか1対3とかで、ずっと見て指導して

 

頂けるわけではなかったり、塾の決められた問題を解かされ、解答を持った教師が

 

〇つけするくらいだったり・・・とレベルも色々ですから、そういったものと比べても、

 

指導力のある家庭教師に当たれば、かなり有効に指導していただける可能性はあると

 

思います。

 

まあ、少しずつでも勉強を進めていくことで、子ども本人も、学習面での焦りが、少しは

 

薄まるのではないかな・・・と。

 

ただ、本人がやりたがらない時には、無理強いはしない方が良いと思います。

 

本人も不安になって、勉強したいな・・・という気持ちが起きてから・・・で構わないと思います。

 

焦らずに、子ども本人の様子をしっかり見て、対処したいものですね。