すでに今月25歳の誕生日を迎える娘ですが、
小学校5年生の頃に、登校の行き渋りが始まり、数週間の不登校に・・・。
わが子の不登校って、実際に直面してみるまでは、誰しも他人事?
不登校のクラスメイトがいる・・・と聞いても、「あら~、大変ね。何かあったのかしらね?」と
いう程度で、何なら「うちの子じゃなくて良かった」くらい思ってやり過ごすのが一般的なのではないかと思います。
私も、そうだったと思います。
そして、いざ、わが子が不登校状態になった時も、その事実をしっかり受け止めることもできず
ただあたふたして、事実を打ち消すために、何とか登校させさえすれば、問題解決できると
本気で思っていたかもしれません。(大分昔になってしまったので、記憶も朧気ですが・・・)
当時は、何が不登校になった原因なのか?と、その「原因」探しばかりに血眼になり、
わが子の心の中に起こっている「変化」を、しっかりと見てやる余裕も全くありませんでした。
原因と思われる、担任の対応について腹を立て、教頭に直談判に行って、指導を求めたり、
養護教諭と教頭が、自宅まで迎えに来て、無理やり連れていかれたこともありました。
とにかく、当時の私は、必死でした。
わが子が不登校になっている・・・ということを、なかったことにしたくて、長引かないうちに
学校に復帰させることだけを、正解と信じていました。
あれから、15年近くの時を経て、改めてこの「不登校」のこと、「発達障害」のことについて、
考え直し、綴り直してみたいと思いました。
リアルタイムで、このブログを通して、ブログを読んでいただいていた方も、まだ
読者にいらっしゃいますが、当時つながっていたほとんどの不登校母仲間の方は、
すでにこのブログからは、離れていらっしゃる・・・とも感じていますので、改めて、
振り返りやら、今だから思うことなどを、綴り直してみようかな・・・と思っています。