レンタルDVDで、面白そうだったので、借りてきて観ていた映画です。
フランスの田舎町の女の子は、聾啞者である、両親と弟と4人家族で、生活していて・・・。
家業の酪農業でも、かなりの働きをしてくれていたんだけど、ある日学校の選択授業で取った
コーラスの授業で、先生から歌声を褒められ、パリの音楽学校を受験することを勧められる。
家族のきずなと、親が思春期以降のわが子に対してどう接するべきか・・・とか、しんみりと
考えさせられる作品でした。
この作品、一応フランスでは、「コメディ」なんだそうですが、私には、ヒューマンドラマにしか
見えません。
確かに、やたらと性的描写があっけらかんと描かれていて、おかしい場面が何か所かあり
ましたけど・・・ね。
ラテンの国って、こんな感じなのかなぁ~tって、勝手に想像したりしてね。
最後に、主人公は家族の応援を得て、オーディションを受けに行くんだけど、そのオーディション
で歌う時の彼女の姿に、涙が止まらなくなります。
そして、余談ながら、主人公の女の子が、かなり長女に雰囲気のにた子だったので、なんだか
おかしかったです。なかなか異性にときめかないとか、歌が大好きとか、色々共通点もあって・・・。
何の気なしに、借りてきて観た作品でしたが、これは結構当たりだったなぁ~と。
わかりやすいストーリーで、後味も良い映画です。