レンタルDVD、3本目は、これ!
- 最高の人生のつくり方 [DVD]/マイケル・ダグラス,ダイアン・キートン,スターリング・ジェリンズ
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マイケル・ダグラスも、すっかり渋いおじいちゃんになっちゃって・・・。
そんな懐かしさを感じつつ、観賞した作品でしたが・・・。
本当はやさしいハートを持った、素敵な男なのに、人生色々寂しい事、悲しい事が重なると、
いつしか人は、ひねくれた事ばかり考えたり言ったりするようになるもの・・・。
そんなマイケル演じる主人公のところに、勘当していた息子が刑務所に行くのに預かっても
らえるあてのない娘を連れてきて、しばらく預かって欲しい・・・と。
最初は、無理無理~!って感じだったのが、お隣の同世代の未亡人(ダイアン・キートン)と
一緒に世話しているうちに、いつしか温かい感情が戻って・・・。
そのうち、未亡人との間にも、愛が芽生えて・・・。
60代の男女の「性」を表現する・・・ってのは、アメリカ映画では本当に普通というか当たり前~
みたいな感じなのが、すごいなぁ~といつも感心します。
若い人たちのベッドシーンならともかく、60代男女の絡みのシーンなんて・・・と、われわれ
日本人だと、どうしても絵面が気になるじゃないですか?
若い人みたいに、美しくないし・・・な~んてね。
でも、アメリカ映画って、そういうのを、さも当たり前の事よ!って感じで描くんですよね~。
この作品に限らず、どこででも・・・。
これが、「性」に関する文化の違いなのか?と、いつも感心しちゃいます。
60代でも、身体の相性が良いからとか・・・そういう事を真面目に考えて取り組むんだなぁ。
もう年だから・・・とか全然思わないで、現役バリバリ!って感じで、アタックするんだなぁ~。
日本人には、結婚して数十年すると、レスになる人も多い・・・という結果も出ているくらいだ
から、こういうのは、感覚の違いなのかな?って思ったり・・・。
まあ、いくつになっても、最愛の人とラブラブでいられるのは、良い事だとは思いますけど・・・ね。
そんなよこしまな所に注目してみてしまったシニア世代の恋愛もの・・・かつ、孫や息子との
家族愛・・・でしょうか?
全体的には、重苦しくなる事なく、テンポ良くストーリーは展開するし、大人の恋愛の参考にも
なるかな?って感じの映画でした。
それでいて、ハートウォーミングな所もあり、気軽に見れる作品でした。
94分というコンパクトな長さなのも、良い!