日曜日に家庭教師をドタキャンしてしまい、親子共々
ガクッときていたどころでしたが・・・。
その後、長女が落ち着いた所で、話をしました。
長女が、完璧にやろう!と頑張りすぎて、急に疲れが
出てしまったのだろうという事。これは、マラソンの距離
を走る予定なのに、50m走の全速力の走り方で、走って
しまったようなもの。ちゃんとその距離を走るのにふさわしい
走り方でないと持たないよ・・・と。
もっと自分が続けられるペースで良いのだから、シンドイ
時はシンドイと言えるように、適度に休息を取りながら進む
事が出来るようになることが大切だという事。
最初からうまく出来るわけがないのは、当たり前。
一年も勉強から離れていたのだから、ゆっくりゆっくり
助走をしながら、ペースを上げて行くようにすれば良いの
だという事。
何かやろうと決めた時は、
ゼロか100かと考えるのではなく、最初から100を目指す
のではなく、10のラインからでもいいから、出来るところから
ゆっくりやって行くことが大切だという事。
本人は、「今の自分は、100を全力で頑張ろうとするけど、
それが出来ないと、ドンドン怠けちゃってゼロになっちゃう。
ゼロか100かしか出来ないんだよ~!!」と言ってますが
それを、うまくコントロールして、自分に合った力の出し方で
やっていけるように練習していくのが、大切な事。
急に出来るようになることではないけど、いきなり一発逆転を
狙って、潔く散るのではなく、足元からコツコツと基礎を固めて
行くことが出来るようになることが大切だという事。
とても、説教くさい話になってしまいましたが、長女は
神妙な表情で、私の話を聞いていました。
とにかく、家庭教師の先生との勉強は、頑張り過ぎなくて
良いから、少しずつ、出来ることをやっていこうよ・・・と、
長女が落ち込まないように、私なりに励ましてみました。
そうは言われてもな~・・・と、思っていることも多いこと
しょうが、何か私の言った事が、娘の心に残ってくれている
と良いな・・・と思ってます。
そして、今日は、英語のカテキョの日。
何とか、やる気を取り戻し、まだまだウツウツ気分は抜けない
そうですが、自主的に着替えて、机の片付けなどもしていた
ようです。
そして、不安定になることなく、無事A先生との授業を
消化する事が出来ました。
まだまだ、スタートしたばかりの、長女の復帰に向けての
リハビリ生活です。コケても良いから、そこで潰れないで
欲しい!!起き上がって、また前を見て歩き出す強い心
を、自分の中に育てて行って欲しいです。
まだまだ、理想論をほざいているアホな母親ですが、
ある意味、先の見えない不安定さを、興味津々で見守って
やろうじゃないの!!と、思うようにしています。
不登校なんて知らない普通の子のようには、生きられない
かも知れないけど、きっとその分たくましくなってくれる所が
あるんじゃないかなぁ~って。
ウツ気味の自分も受け止めてあげて、それもひっくるめて
みんな自分なんだ!って思えると、人生楽になっていくと
思うんだけどな~。
『焦らずに・・・』を実践するのは、親にとっても子にとっても、
簡単な事ではありません・・・。