金曜日辺りから、急に気分の変調が目立ってきた長女。


丁度、英語の家庭教師の指導があった日の翌日から。


おそらく、習っていない所に入り、進度が落ちて急に難しく

感じたりしたのだろう・・・。


その翌日から、急に気分が落ちていた。


「ゲームで狩りしても、数学の宿題をしようとしても、全然

やる気がでなくて、3分でダメになった・・・。あ~あ・・・」


長女のそのセリフを聞いて、嫌な予感はしていた。


そして運動会の朝は、早朝に長女が私の布団に来て、

「悪夢を見た~。自分が死んじゃった夢見ちゃったよ~。

怖くて、寝ていられない・・・(ノДT)」

とか言いながら、私の横で寝ていたっけ。


昨日は次女の小学校の運動会だったから、その時の

疲れもあったのかも知れない。


今日も朝から、表情は暗く、ため息ばかりついていいる。


午後から数学のH先生が指導にいらっしゃる日だし、また

数日お風呂にも入っていなかったので、長女にシャワーでも

浴びてきたら?と勧めると、

「そんな事出来ていれば、苦労しないっていうの!!」

という怒鳴り声が返ってきた。


椅子にこぶしをたたきつけたり、ベッドの布団を上からドンドン

たたいたり・・・・と、イライラしている様子が伝わってくる。


口でははっきり言わないが、明らかに今日は家庭教師の

指導を受ける気力がない!という事を、アピールしている

らしい。


本人に、指導を取りやめて欲しいのか?確認してから、

まだ午前中だったので、とりあえず先生の携帯にメールで

連絡を入れてみる。


・・・が、1時間しても返事はなく、仕方なく今度は携帯に直接

TELを入れてみると、「電波が届かない所にいるか、電源が

切られている」とのことで、いくら電話をしても、連絡がつかない。


連絡がつかなければ、当然先生は時間通りに、我が家に来て

しまう。何とか連絡がついて、足を運んでいただかずに済めば、

まあ良いか・・・と思っていたのが、冷や汗もの・・・。


結局、時間まで連絡はつかず、「ピポ~ン♪」と鳴った時には、

長女はベッドでふて寝モードだった。身体全体で、指導拒否。


やれやれ・・・と思いながら、玄関に出て、先生に状況を説明

する。事前に夫にも、先生来ちゃったら何て言おう?と相談する

ものの、アドバイスはもらえないまま、結局自分で対処する以外

なかった(。>0<。)


午前中から、先生の携帯メール&電話に連絡を入れていたが、

全く繋がらなかった事、長女は疲れが出たのか、夕べから、抑うつ

的でぐったりしている事、今も横になってしまっている状態なこと、

今日は無理で、また出された宿題も半分くらいしか消化していない

らしい事・・・・、大体こんな事をば~っと話したと思う。


先生の方も、今日は携帯の電池切れで、持ち歩いていなかった

事もあり、申し訳なさそうに話を聞いてくれて、了解して下さった。


我が家まで足を運んでくださって申し訳ない気持ちでいっぱいの

私は、ご自宅まで車でお送りしたいと申し出たものの、辞退され

何もお詫びも出来ないまま、帰っていただくことに・・・汗


理由は大体想像がついている。


長女は、家庭教師の先生との授業が始まって、いい子に見られ

たくて、最初からまたまた飛ばし過ぎてしまっていたのだ。


その疲れが、今頃がたっと来ていて、自分でもどうにも

コントロール不能な状態になり、本人を苦しめているのだ。


こんなに頑張りすぎないように、もう少し注意させるべきだった。


ただ、久しぶりに長女がやる気を見せて頑張っている姿が、

嬉しくて、つい無理していないかな?と心配しながらも、もっと

もっと・・・という気になってしまっていた自分をも反省した。


先生が帰られてから、私がリビングにいると、長女が様子を

伺いに来た。


「どうせ、また誰かのおかげで、散々だったとか、思っている

んでしょ?」だって。


「いや、そうは思っていないけど、事前に連絡がつかなくて、

先生に無駄足をさせてしまったから、申し訳なかったなと

思ってね。

○○ちゃん(長女のこと)は、ちょっと最初から頑張って張り切り

過ぎちゃったんじゃない?それで、疲れが出たんでしょ?」

と、私が言うと、うなだれたように「う~ん」という返事が返って

きた。


やっぱり、褒め上手な先生の期待に応えようとしているうちに

‘シンドさ’が襲ってきて、長女の気力を奪ってしまったらしい。


まだまだ、自分なりの頑張り方をコントロールできていない

のだろう。それで、自分で思うように動けなくなって、やる気が

なくなったり、イライラしたりしてしまうのだろう。


今週の数学の指導は、結局振り替えなしで、来週またお願い

する事にした。


それでも、今週は火曜日と木曜日に英語の先生の予定が

イレギュラーで入っているので、少々心配だ。


まあ、全部を諦めてやめてしまうのではなくて、力の出し方を

コントロールしながら、少しずつ続けていけるよう祈るばかり

なのだが・・・。


こういうドタキャンは、通常精神的に安定している学校へ行け

ているような生徒の指導時には、ありえない事なだけに、不登校

の子を見てもらうリスクをこんな場合にも感じてしまう。


今日の場合は、先生の携帯が音信不通になっていた事もあり

先日お預かりした履歴書にも、自宅の電話番号はなく、この

携帯の番号のみだったので、改めてご自宅の電話もお聞きして

おいた。


・・・にしても、こんなドタキャンはそうそう続いてしまっても困る。


長女は、感情の波に襲われるとどうしようもなくなってしまうよう

だけど、簡単に約束を破らないで済むように、体調を管理して

行く事が出来るようになることも、長女の今後の課題だ。


私も、家庭教師の先生にお願いしている勉強の内容等に関して

あれこれ言ったり、もっと他の日も私と一緒にやろう!などと、

無用なプレッシャーを与えないようにしなければ・・・と、反省

した。


親も焦る。それを敏感に感じて、不登校の子は、体調を崩す。


悪循環にならないように、気をつけなければ・・・。


先日、国語の教師をしている友人に勧められて買って来た

DS「漢字検定」と「英語漬け」。


「英語漬け」は、英語の苦手な大人用・・・というコンセプトだった

らしく、私には簡単すぎだし、娘達には、難解すぎて使えない。

夫が一番活用できそうであるが、本人にやる気は全く見えない。


「漢字検定」の方は、次女の方がはまってしまって、毎日コツコツ

ランクを上げて頑張っている。でも、次女に先を越されると何事

も、面白くない長女は、初日に試したのみで、手をつけていない。


なかなか、親の期待通りには、行かないものだ・・・。ためいき


落ち込んでいてもしょうがないので、気分を切り替えて、また

明日からゆっくり焦らず・・・を大切に、やって行こうと思う。


気分転換をかねて、長女&次女を乗せ、郊外のショッピングセンター

へ、買い物に行き、ちょっとおやつを食べて来た。


長女と私はたこ焼き。次女はソフトクリーム。


長女は午前中の半分くらいは、元気が戻ったかな?