このところ、長女の希望で、2週ごとに予約を入れて、

受診している思春期外来。


処方されているお薬の助けもあってか、本人も効果を

実感し、真面目に服薬しているので、今の調子で少し

ずつ、様子を見ていくのが良いのだろう。


お薬の方も、変わらずで、夜のみの処方。


今日は、主治医との会話で、

・本人がそろそろ学校へ戻りたいと思ったこと。


・だけど、勉強を全然やっていないので、学校へ戻っても

ついていけないのが心配。それで、家庭教師を頼んで

もらい、少しずつ遅れを取り戻していこうと考えていること。


・先月会いに来てくれたネトゲ仲間のI君が、先月一緒に

来る予定だったが来れなかったF君(やはり倍ほどの年)

と一緒に、来週また、会いに来てくれる約束があること。

(それは楽しかったんだっけ?と聞かれ「はい」と即答)


などを自分で話した長女。


半年くらいで、遅れを取り戻すつもりで勉強し、3年生では

学校(の教室)へ復帰したい事を説明していたけど・・・。


なんだか、長女の話からは、普通に学校に行かれるように

なりたい!という心の叫びが伝わってきた。


だから、適応指導教室や保健室ではなく、教室に戻る事に

本人がこだわっているようなのだ。

主治医には、段階を追って適応(・保健室)→教室と進める

のと、直接教室を目指すのでは、どちらも良し悪しがある

から、本人のやり方を尊重してやって良いのではないか・・・

と言われた。入浴のペースなども、やはりうるさく促すのでは

なく、本人のペースに任せた方が良いと・・・。


ここ一週間くらい、またおなかの調子が悪く、頭が痛かったり

だるかったりして、風邪のような症状の長女だが、夕べは

微熱ちょっとの発熱・・・。まあ、今日は下がって、無事通院も

出来たから、大したことはないだろうけど・・・。


一年も不規則な生活を続けてきているのだから、体力的な

問題点もボチボチ出てくるのは、仕方のない事かもしれない。



主治医からは、「今の学校で大丈夫なの?」と聞かれて、

「はい、同級生も、私も、お互いに少しは成長して、空気を

読めないとか、そんなに言われないと思うから。」と返答。


ちょっと思い込みが激しい感じがするが、説明文はどれも

聞いたことのあるもの・・・。なぜ?と考えると、どれも、

私が長女を励ます為に、長女にむけて言った言葉だからだ。


人の話をそのまま自分が考えた事のように、しゃべって

しまうのが、長女の特徴なのだが、本当はもうちょっと、

自分の心の中で消化して、自分なりの言葉に置き換えて

言ってくれるようになると安心なんだけど・・・。(^▽^;)


やはり、私がうまく「黙れず」、自分の考えを押し付けて

しまっているのか?と、ちょっと気になった。あせる


どちらにせよ、体調の回復が順調に進めば、自分から

考えて動くようになるだろうと思う。


そして、学校へ戻る事が出来るようになる前に、長女には

まだまだ、出来るようになっておかなければならない事が

あるのだと思う。


それは、基本的生活習慣を整えること


どんなに親が心配しても、不登校になって、しばらくの間

は、多くの子が昼夜逆転した生活を送ったり、PCやゲーム

に依存状態の生活をしたり、外に出るのが恐怖になって、

引きこもったりする。


こういう状態の時に、親がむりやり何とかしようとしても、

反発を強めて、うまく行かない場合が多いが、ごく短期の

うちに、引きこもらせないように対策を練れば、どっぷり

長期の不登校にならずに済む場合もあるようだ。

(うちの場合は、2回目だったのもあり、うつ状態も出ていた

ので、じっくり対処するしかなかったのだけれど・・・)


最近は漸く夜寝て、午前中遅くならない時間に起きる・・・

という生活ができるようになってきたのは進歩だと思う。


でも、まだシンドイと感じることが多く、毎日お風呂に入って

衛生的に保ったり、適度に運動をして体力をつけたり、

食事を3食、きちんと食べたり・・といった健康な身体作り

が出来ている状態ではない。こういう事が、無意識に、嫌悪

感なく、出来るようでないと、学校へ戻っても、またぐったり

して、症状がぶり返してしまう可能性が高い。


まだまだ、これからリハビリを始める・・・って状態だから、

焦らず、ゆっくり、良い状態を定着させていければ、その

延長線上に、自然に学校へ戻っている・・・という状態が

あるのが理想なんだろうと思うけど・・・・。


まあ、何事も焦らず、諦めず、粘り強く対応していくしか

ないのでしょうね。