夏の間中、仕事に行かなくて良い事ですっかり気が緩み、

朝から出かける家族もいないので、もうすき放題の夜更かし

朝寝坊を続けていた私・・・。


ところが、どうした事か、今朝はとっても早く目が覚めてしまい

自分でもびっくり。∑ヾ( ̄0 ̄;ノ 鼻づまりで・・・!?


・・・にしても、普段だったら、早朝に目が覚めても、またすぐ

二度寝出来てしまうのに、今朝に限ってそれから全然眠れ

ず、健康的な時間に起床!!


前日、面談にきていただいたA先生の事を、なんだかずっと

考えていたからかも知れない。


あるいは、昨日の夜、長女と二人で短い夜のドライブに行った

時、長女の口から出た、

「そろそろ、学校へ戻ってみようかと思うんだよね。」という

言葉の刺激が強すぎたのかも知れない。


長女は、自分なりに丸一年間、学校に行かないまま過ぎて

しまった事を残念に思い、同時に、焦りが出てきている様子。

(これがまた危険!なんだけどね~)


家庭教師の先生の話を進めたりその際に、先生へのお願いで

「これから半年間で、英・数二教科だけでも、2年分の基本事項

のおさらいが出来るようお願いしたい・・」と話しているのを聞いた

りして、自分の勉強の遅れをよりリアルにイメージしてしまった

のだろうか。


「いざ学校へ戻ってみようと思っても、勉強とか全然ついて行け

ないんだよね~。半年で・・・とか言ってたのを聞いて、それじゃ

まだ半年は無理って事なのかなぁ~と思って。」なんて言う。


私の中では、行く!と言ってすぐに普通の顔して朝から晩まで

学校へ行ければ苦労はしないのだから、じょじょに無理をしない

ペースでリハビリしながら3年生を迎えた頃には、勉強の遅れも

ある程度戻って、みんなと一緒に受験期を迎えられたら良いな~

という理想の感覚で言ってみただけだったから、それを聞いて

ちょっとあわてた・・・。


とりあえず、そういう私なりの「リハビリ期間の必要性」の考えを

話したが、納得してもらえたかどうか・・・。


長女は、やはり特別な所へ行くのがイヤなのだと言う。

だから、適応指導教室には行きたくない。戻るなら、教室に

ボンと戻りたいと言う。


でも、実際長女の今の様子では、まだまだ感情的な不安定さは

あるし、日常生活レベルの事でさえ、満足にこなせていない状態

だから、これで無理して学校へ行ってしまったら、また崩れるの

も時間の問題のような気がして、グッと背中を押す気にはなれない。


「学校へ行こうという前向きな気持ちになった事は良かったと思う

よ。でも、無理はしすぎないでね。無理しすぎると、また辛くなっち

ゃうからね。せめて、学校行くようになる前に、毎日風呂に入る

位は出来るようにならないとね。」・・・というと、


「ですよね~」なんて、軽いノリの返事が返ってくる。


でも、新学期が近づくにつれ、長女の心の動揺は、やはり激しく

なっているのが、今日の昼間の調子からもわかる。


まずは、入浴と着替えや歯磨き習慣をしっかり取り戻すこと、

そして、少しずつ勉強をする・・・という感覚を取り戻し、出来れば

授業についていくコツなども理解して、焦りを最小限にしてから

戻って欲しい。


不登校になって数ヶ月は、早く長女を、学校へ戻す事ばかり

考えていた私だけど、本当に大切なのは、学校へ戻すことの

前に、行っていた頃の自分より強い自分になっておく事なのだ

と、だんだんわかってきたように思う。


以前と同じ精神力や、思考回路や、自分への洞察力の足りなさ

では、復帰後の順調な生活は、より困難なものになる気がする。


不登校から立ち直る・・・って、実際わが子がなってみて、言うほど

簡単な事じゃないな・・・って事だけは、今さらながら実感する。


もし、また学校へ・・の話を自分からしてくるようだったら、

「じゃあ、学校へ給食を食べに行くことからでも、はじめてみよう

か?」とでも提案しようか。それとも【保健室登校】を勧める?


なんだかんだ言っても、長女は意外と頑固だから、結局自分で

決めたら、決めたようにやるんだろうと思うけど。


長女の感情の波が動いてきただけに、突っ走ってしまわない

ように、慎重に見守らないといけないのだろうな~。


こんなこと、色々考えていたら、きっと私の心にも緊張感が

出たのでしょう。あんなに起きれなかったのに~。


明日は私の長かった夏休みも終わり・・・。


予習も進んでないし、心境としては、まるで

【夏休みの宿題が終わらないまま、最終日を迎えちゃった子】

の気分そのものです~。


40代でこの感覚を味わえる私って、ある意味ラッキー?