DVDを借りに行き、偶然出合ったこの映画
『ヘイフラワーとキルトシュー』という、フィンランドの
児童向け映画です。
借りてきてから【児童向け】を見て、くだらなかったら
どうしよう?と思ったのですが、大人が見ても心癒される
とっても可愛い 映画でした。(-^□^-)
7歳の姉ヘイフラワーはしっかり者のお姉ちゃん。
5歳の妹キルトシューは可愛い悪魔ちゃん。わがままで甘えん坊。
そんな二人のお母さんは、家事が超苦手で、外でお仕事したがる、
私がどきっとしてしまった家ではダメダメママ。
お父さんは、家にこもって、ジャガイモの研究に没頭。
家事ができないママの代わりに、けなげに家事を手伝う
ヘイフラワーの姿が、せつな過ぎる
その上、これはフィンランドの一般的な状態なのか、親は子どもに
無関心で、妹キルトシューのお世話はすべて姉のヘイフラワーに
まかせっきり・・・。
お姉ちゃん、文句も言わずに、わがままな妹の相手もして、
しっかり面倒見てあげて偉いよ~(T▽T;)
いや~、どこの世界でも、上の子は、親に気を使い、下の子の事も
面倒見て、大変なのね~。
でも、このおねえちゃんが、とある事から、大反抗に出たから、一家
は、さあ大変
うちにも、同じ年の差くらいの姉妹がいますから、映画見ながら、
こんな、可愛い頃もあったなぁ~なんて、思い出してました。
うちは妹の方が、聞き分けの良い子だったので、ちょっとこの映画の
雰囲気とは違うけど、それでも姉は姉なりに、家族の皆の事を心配
し、思いやりが深いのは、一緒な気がします。
甘えん坊も下の子の特権だし、やっぱり上の子よりも、自己中な
感じなのも、似ているかも~って思いました。
お姉ちゃんが夜中にこっそり神様にお祈りして
「お母さんが家にいて、パンを焼いてくれるようなお母さんになって
くれますように。」というお願いをしていたのが、個人的には、
私の心にグサリ・・ときました~
本当に、このお母さんの感じが、私の本質と似ていて、決して子ども
達にとって、嬉しいタイプのママではないのですよね。
家庭の事より、仕事に頑張るのが、自分には合っている。
家の事は、頑張ってもうまくできないし・・・・。(いや、ご飯ぐらいは
作りますけど・・・。絶対、手抜きは酷いです!←強い自信)
きっと、うちの娘達も、もっと家庭的で、家事が上手で、一緒に
いっぱい遊んでくれるお母さんが欲しかったんだろうなぁ~って、
メルヘンタッチの映画なのに、妙にリアリティ感じて、切なかったです。
映画に出てくる登場人物は、良い人ばかりで、悪人が皆無なのも、
素敵です
ハリウッド映画のような、ハラハラ、ドキドキ・・・と言うような、特別な
仕掛けは全くない、おとぎ話のような映画ですが、日常にストレスを
感じ、ゆったりと癒しを求めて、気軽に見るには、すっごく可愛くて
ハートが温かくなって、とってもお勧めの映画です
フィンランドらしい、緑あふれる感じや、可愛いお家、明るいインテリア
など、見どころも、色々です。
キルトシューのハチャメチャ振りにも、びっくり仰天ですが、
こういう子、子どもらしくて良いなぁ~とも思います。
機会があったら、是非、見て欲しい予想外のマイブームな映画
でした。