大好きなあの人と出会ったのは、21歳のとき。

それから10年以上になる。

あの人は東京営業部で、わたしは関西。

滅多に関西に来ることもないのに、気付いたら

無くてはならない存在になっていた。

ありえない偶然の重なりは、特別な存在の証だと思った。


でも十数年経ったふたりは、とんでもない事態に巻き込まれていった。