前にPC-9821Cs2のFDDを交換したんですが、壊れたほうのFDDも直せないか見てみました。

 

〇故障したFDDの制御基板

 

電源投入時の挙動を見ていたらヘッドシークを全くしていなかったので、電源系の配線を追ってみました。

 

〇FDD制御基板の腐食

 

で見つけたのがVIAの腐食らしき変色です。(写真の赤丸部分)

この裏には表面実装の電解コンデンサが二つ付いていましたが、そのうち一つがお漏らししてたようです。

その結果+5V系の配線が断線して全く供給されていませんでした。

 

〇VIA補修

 

VIA内部が腐食で断線していたので、0.5mmのドリルでVIA内に詰まった電解液の残骸を取り除き、その穴に部品の足(今までの工作で部品から切り離したもの)を通して基板の表裏の配線をつなぎました。 

はんだ付けを考慮していない広い銅箔を露出させて、しかも穴の周辺は腐食しているところを強引にはんだ付けしたので、きれいな富士山型とはいかずかなり不格好になってしまいました…。

 

〇ソルダレジスト処理

 

最後に露出させた銅箔にソルダレジストを追加して修理は終了です。

 

電解コンデンサは漏らしていないものも含めて二つともラジアルリードタイプの新品に交換しました。

無事動作しましたので、1台目のFDDは修理したものに戻しました。

 

まだ動いている2台目のFDDも今のところ腐食している形跡はありませんが、将来お漏らしする可能性があるので1台目と同じようにコンデンサを交換しておきました。

 

◇◇◇

 

CD-ROMドライブの中にも結構な数の表面実装電解コンデンサが見えるんですが、大丈夫かなぁ。

CD-ROMドライブを分解する勇気はまだないので、今回もこのままにするんですけど…。

 

【'21/3/5追記】

この機種は1.44MBフォーマットもアクセスできるはずなのに、アクセスできなくなっていることに気づきました。

まだ修理は終わってないらしい…。

【'21/3/5追記終わり】

【'21/3/8追記】

修理が足りていないのではなく、PC本体側の設定が原因でした。詳細はこちら

【'21/3/8追記終わり】