こんにちは、田原祐子です。

 

「ワークライフバランス」と一言でいっても、
単なる「時間短縮」では、かえって、早く帰らない人に業務負荷がかかり、
これまでも、職場の潜在的な課題であった、
「仕事ができる人、できない人」の差がある。
「仕事ができる人、速い人」に負担がかかってくる。
すると、「仕事ができる人、速い人」たちが、
他の人の仕事まで対応しなくてはならず、
疲弊してしまうといった、悪循環に陥ります。

それどころか、最近では、
このような状況に、「仕事ができる人」たちまでもが、
やればやるほど、仕事がまわってくるという状況に、
耐え切れず逆に「手をゆるめて」しまい、
職場のモチベーションや活気が減少してしまうという問題もあります。

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●業務の「見える化」「分化=モジュール化」は、必須条件
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このような状態で、職場の生産性までもが、下がってきては、
「時間短縮」を実施するつもりが、本末転倒となってしまいます。
そのためには、業務の、「見える化」「分化=モジュール化」が必須です。

なぜなら、業務が「見える化」できれば、
・一人ひとりが、どの程度の仕事をしているか(生産性)や、
・現在の仕事がどこまで進んでいるか(進捗管理)がわかり、
あるいは、成功事例、失敗事例があれば、全員でノウハウを
共有化することもできます。