こんにちは、田原祐子です。
■人手不足!残業カット! そのしわ寄せは、どう埋める?
過労死が社会問題となり、政府も36協定の見直し等、
残業が当たり前だった、これまでの仕事のやり方に、大きくメスが入ろうとしています。
しかし、労働時間が少なくなれば、こなせる仕事量も比例して減少します。
ましてや、今後は、どの業界においても人手不足が予想され、
これまでより、少ない人材、少ない時間で、
これまで以上の仕事量をこなさなくてはならないのです。
■時間短縮と、実績向上の両立をするには?
驚くことに、日本のホワイトカラーのGDPは、先進国で最下位です。
その上、現代は、昔と異なり、製造業とサービス業のバランスが、
2対8と、逆転していて、仕事の8割以上がホワイトカラー。
日本の製造業の強さは、トヨタのカイゼンに象徴されるように、
世界に誇れるものでしたが、対するホワイトカラーの効率化は、
決定打がなく、遅々として進んでいません。
この問題を、根本的に改善し、「時間短縮と、実績向上を両立させる」
のが、業務の見える化とモジュール化、そしてフレーム化です。
■まずは、業務を「切って」「詰める」こと
第一段階は、渾沌とした業務を見える化すること。
そして、切り分けること。
たとえば、わかりやすく一例を挙げると、
電話応対業務なら、電話を取る、受ける、対応する、取り次ぐ、フォローする…、
というように、いくつかのモジュール(単位)に切り分けて行きます。
こうすることで、例えば、「電話を取る」というモジュール(業務)を、
いかに効率よく、速く、正確にできるかを考え、ムリ、ムダ、ムラを
削除して、再構築します。
すると、効率はアップし、品質も良好になり、スピードも短縮できる。
一つひとつのモジュールを、このように、スリム化、高品質化できれば
当然、時間短縮と、実績向上の両立が、簡単に実現できるのです。