こんにちは、田原祐子です。

日本の働き方を変えるための国策、働き方改革。
本来は、企業側が自ら推進して行わなくてはならぬこの施策を、
政府が進めているのは、このまま私たち民間に任したままにしておいても、
変えていくことが難しいと感じているからに他なりません。

長年、メンバーシップ制で培われた日本的な組織や働き方を変えるのは難しく、
新入社員が、入社してすぐに、旧態依然とした職場の仕事スタイルに驚き、
大きなギャップを感じています。

コンサルティング会社である弊社も、
大手企業や業界団体から、毎年新入社員研修を依頼されます。
新入社員の皆様は、総じて真面目で、研修中に眠っている者など一人もおらず、
AI導入で、今後自分たちの仕事はどうなるかと案じながら、
必死で生きていくための仕事を覚えようとしています。

しかし、「新人のおどろき」についての調査では、

「仕事のマニュアルや説明がなかった」
「仕事をだらだらやる」
「データに基づかないアナログな判断が多い」

と、いう結果が出ています。

幼少の頃からインターネットや様々な端末に日常的に触れることが
当たり前な彼らにとって、人に聞くより、
「いつでも見られる」「調べられる」「わかる」というのは
なくてはならない感覚だと感じます。
また、それが、これからのスタンダードになるのではないでしょうか。

仕事においても、仕事を見える化し、誰がどこまで仕事をするかを
明確にモジュール化(分化)して、マニュアルを作っておけば、
誰もが、仕事を上手くできるようになります。

すると、<見える→わかる→できる→成果があがる→楽しい!>
という好循環が起こり、仕事が楽しくなります。
また、仕事を見える化・モジュール化することで、仕事ができる人は、
「何を」「どう考えて」いるから、仕事ができるのかという暗黙知やノウハウ、
知恵が見える化できます。すると知恵のデータベースが構築できます。

AI導入に備えるためにも、この知恵のデータベースは、
何よりも貴重な企業の財産ともなるのです。


当協会主催の
「こんなに楽しい!「知的」働き方改革&健康経営セミナー」では、
「楽しく」効率良く業務を見える化し、
改善できるシンプルなメソッドを紹介いたします。

今の働き方をさらに良い状態へ改善したい方々、ご参加をお待ちしております。