こんにちは、田原祐子です。
最近、スポーツ界でのパワハラが話題になりましたが、
お笑いの世界でも、パワハラが問題になっているようです。
というのは、お笑いで、これまではいわゆる「ドツキ」が受けて
いたそうなのですが、それを見て、おもしろいと感じるより、
不快感を感じる人が増えているのだそうです。
そのため、以前は人気を誇っていた番組やタレントが
お客さまに受け入れられなくなっているとか。
こうした状況を鑑みても、私たちを取り巻く社会や環境は、
少しずつ、確実に、変化をしてきているのだと感じます。
〇業務の見える化でパワハラとは無縁な職場へ!
パワハラの定義を厚生労働省は
「同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの職場内の優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与える又は職場環境を悪化させる行為」
と定義をしました。
また、この定義においては、
・上司から部下に対するものに限られず、職務上の地位や人間関係といった
「職場内での優位性」を背景にする行為が該当すること
・業務上必要な指示や注意・指導が行われている場合には該当せず、
「業務の適正な範囲」を超える行為が該当すること
と明確にしています。
出典:厚生労働省HP「https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000126546.html」
上記HPもあるように、パワハラになる可能性は、今、上司と部下だけに限らず、
先輩と後輩、はたまた同僚同士でも起こりうる問題です。
また、これらは「業務の適正な範囲」を明確にすることの重要性も示しており
「業務の適正な範囲」を明確にし、誰もが「業務の適正な範囲」を合意し、
理解していれば、パワハラは起こらないとしています。
以前から、私どもでは、
日本の多くの職場で職務や求められる能力・スキルが明確でないことが、
働き方改革の根本的な原因だとお伝えしてきました。
これからは、企業のリスク管理から考えても、
仕事をする上でも様々なもの(事柄)を見える化した上で
双方、対等な関係性でコミュニケーションをとる(意見を言う)ことが
今以上に、重要になってくるのではないでしょうか。
一般社団法人フレームワーク普及促進協会では
「業務の見える化・モジュール化」ができ、
新人でも、転入者でも、すぐに仕事に取り組める
シンプルなメソッドをご紹介しています。
また、業務の見える化・モジュール化は、人員の配置、評価、指導など
「業務の適正な範囲」を明確にした上で、
組織の中で様々な場面で活用できるメソッドです。
当協会が毎月行っている、
「こんなに楽しい!「知的」働き方改革&健康経営セミナー」
では、「楽しく」効率良く業務を見える化し、
改善できるシンプルなメソッドを紹介いたします。
今回お伝えした、パワハラ防止といった組織のリスク管理の面からも、
知っておかなくてはならない対応を、セミナーでは、実例をまじえて、
楽しく、知的生産性をアップする!具体的なお話をさせていただきます。
今の働き方をさらに良い状態へ改善したい皆さまの、ご参加を心よりお待ちしております。
詳しくはこちらから
https://www.framework.or.jp/primer.html