みなさまこんにちは、田原祐子です。

 

弊社はこれまで様々な業種や規模の企業で数多くの
人材育成研修やプロジェクトを実施しております。
皆様から「現場の生の声」をリアルタイムでヒアリングし、
働く現場の「今」を分析するため、取りまとめております。

その中から、今回は「楽しい」をキーワードに
仕事を「楽しいと感じる時」「楽しくないと感じる時」は
どんな時なのかをご紹介します。

<楽しくないと感じる時>
 □仕事量が多くて、残業ばかりの毎日が続く。やっても、やっても終わらない。
 □上司の指示の意図が分からず、仕事を手探りでしないといけない。
 □どこまでが自分の仕事なのかが曖昧なため、言われるがままに受動的に仕事をする。
 □頼まれた作業にどんな目的があるかを知らないので、工夫することも何かに気付くこともなく、
      ただただ仕事をこなすだけでやりがいを感じられない。
 □業務をしっかり行っても、誰も評価してくれず、ミスした時だけ叱られる。
 □部下が思うように動いてくれずかなりストレスが溜まっている。

以上から、「業務が明確になっていない事」、「指示が曖昧な事」、「評価されない」
と仕事をしていても「楽しくないな」と感じる事が多くなり、モチベーションも
下がるということがわかります。

<どんな時(どうなれば)楽しく感じるか?>
 □仕事の予定と量を自分がコントロールできる。
 □受け身ではなく主体的に仕事に取り組める。
 □するべきことやその方法がはっきりわかっている。
 □自分の業務の目的と意図が理解できて、工夫や改善を自分の意志で行うことができる。
 □業務の分担がはっきりしていて、仕事量が平等である。
 □達成感を感じられたとき
 □同僚や上司に認められたとき
 □自分が挑戦した業務がうまくできたとき
 □同僚や上司とコミュニケーションがうまく取れ、自分の意見や状態を伝えられたとき

以上から、業務の目的、意図、分担、量を明確に把握した上で、先を見通しながら
主体的に動けると、それが「楽しさ」につながることがわかります。
誰もが楽しく働きたいのです!

そこで、弊社では、「楽しく業務改善を進める具体的な方法」や、「マインドセッティング」
の研修をお勧めしています。
これらのメソッドは、たった1日で、“1人” でも、“チーム”でも、
“誰でも”すぐに実践でき、さらには、実際に簡単なチェックリストを作成できるようになる
だけでなく、業務の目的や意図を明確にすることができます。