Vol.1470 (2023.11.29 水曜日)
美容室って・・・・・
そもそも何だろう
綺麗になるところ
笑顔になれる場所
元気になれるところ
癒される場所
心をリセットしてくれるところ
落ち着く場所
お客様一人ひとりの
そんなところ
お客様一人ひとりの
そんな場所
美容室FRAME
さて本日のお題は
★またこの日がやってきた
忘れることはないこの日
2019年11月29日
金曜日 PM17:30
トレーニングジムでベンチプレスをやっていた。
突然、胸に今まで経験したことのない激痛が走った。
尋常ではないことはすぐわかった。
『めっちゃ胸が痛いけぇ~
ちょっと横になる』
『こりゃヤバいですよ。
直ぐ救急車呼びましょう』
すごい脂汗が頭から溢れ出た。
程なく救急車が到着し
ストレッチャーに乗せられた。
朦朧とする意識の中、
『医療センターに行ってください』
咄嗟に伝えた。
『今日は当番医ですから行ってますよ』
良かったあ~
医療センターじゃなきゃ助からんわ
っておもったから。
CTやらMRIやら
一通り検査が終わり
緊急手術
急性大動脈解離
スタンフォードA型
手術開始から12時間・・・・・
目が覚めた。
母親と娘の姿があった。
とめどなく涙があふれた。
数々の偶然が重なった。
『生かされた』
倒れたとき横に人がいた。
救急車がすぐに来た。
当番医が医療センターだった。
倒れたのが平日の夕方だった。
心臓外科の執刀医がいた。
手術に必要なクルーが揃っていた。
素直に思うことは・・・・・
それまでの
すべての『あたりまえ』が
『有難い』に変わった。
朝、目が覚めること。
ベッドから立ち上がれること。
トイレまで歩けること。
オシッコが出ること。
顔が洗えること。
歯が磨けること。
食事が取れること。
日常がフツーに送れることが有難い。
『生きててよかった』
『生かされた』
『命があって良かった』
毎日毎日見舞いに来てくれた
『母親にありがとう』
『娘にありがとう』
『親友よ、ありがとう』
気遣ってくれた
『一緒に働く仲間にありがとう』
『関わる全ての人にありがとう』
見舞いに来てくれた全ての人にありがとう
(新型コロナウイルス感染症が流行する前で良かった)
因みに僕が退院して
2週間後からコロナがはじまった。
今も回想する。
11月30日
手術が終わり、目が開いた(*_*)
目が開かなかったら死んでいた。
運よく目が開いた。
生還だ。
生存確率1~3パーセント
完全回復律0.001パーセント
『鈴光さんありがとう』
『救急隊のみなさんありがとう』
『江村ドクターありがとう』
『ICUのみなさんありがとう』
今日が”命日”にならなくってよかった。
もしかしたら今日が4回忌になっていたかもしれない。
文字通り
『生かされた』
自らの力で生きているのではない。
ほんとうに生かされた。
来年も同じ内容で書きたい。
じゃあまた明日