vol.984 (2022.7.19.火曜日)
~いつも心はノーガード~
美容室FRAME
鍋島道樹の『行き当たりバッチリ』
美容室って・・・・・
そもそも何だろう
ただ髪を切るだけの場所じゃない。
お客様に笑顔と元気と・・・・・
スタッフに夢と希望とチャンスを・・・・・
さてさて本日のお題は・・・・・
☆エール
美容室FRAMEでも
数年前から離職が相次いでいます。
その多くは独立出店に伴う退社です。
視点を変えれば
それはそれで良いと思います。
もう一つは・・・・・
現状は、美容業界に関係なく
離職率が高いお店(会社)が非常に多く、
人財確保争いになっていることを、最近よく耳にします。
それは何故でしょう?
例えばこんな話があります。
自分のサロンの悪口や愚痴・不平・不満などを言い、
「もう辞めたい」と言ってしまうこと。
本気で思っているのか、思っていないのかは
、正直わかりませんが、
耳によくすることは確かです。
最初は「なんで?」と聞くことも良くあったのですが、
最近では聞くことすらなくなっていました。
何故なら
理由なんて99%サロンに対しての不満であり、
みんな同じですから。
例えば……
・将来が不安 (先が見えない)
・技術の向上をしたい
・教えてくれる人がいない
・人間関係がうまくいかない
・給料や報酬が安い
・労働時間が長い 休みが少ない
「愚痴ばかりなら、
辞めたらいいんじゃないですか?」
自分自身で選んだサロンで、
その看板を背負って仕事をしているのであれば、
なぜ周囲に愚痴や不平や不満を言うのでしょうか?
誰も得しませんし、
誰もいい思いはしませんし
そのマイナス思考は伝染してしまいます。
ウィルスをばらまいているのと同じことだと思います。
仕事は辛いこともありますし
、忙しいときもありますし、
大変なときもあります。
でもそれはどんな仕事でもあることで、
100%ストレスフリーな仕事なんぞ存在しないと思います。
ストレスがあってこそ仕事です(^^)
ちなみに、上記の不満の原因ですが二つしかありません。
一つ目は自分自身が結果を出していない。
二つ目はお店の経営方針を理解できない。
では上記の理由をもう一度振り返ってみましょう。
◎将来が不安 (先が見えない)
自分の将来は、基本的には自分で考え、自分で選ぶものです。
サロン自体が原因でしょうか?
先が見えないのは今を全力で生きてないからです(^^♪
◎技術の向上をしたい
私達は、技術の向上はエンドレスで、
永遠と続きますので、
立ち止まってる暇はありません。
一生修行です。
◎教えてくれる人がいない
自ら積極的に教わろうとしていますか?
「見て覚えろ」は古くない!
◎人間関係がうまくいかない
人間関係はどのお店でも多少なりあります。
社会や経済までも、
感情(人間関係)で動いているようなものです。
上手に生きて行く能力を身につけるしかありません。
ハッキリ言うなら全ての原因はそもそも自分にあります。
◎給料や報酬が安い
結果を出しているのであれば、
相談してみるのはいかがですか?
結果を出していれば聞いてくれるはずです
。全ては自分が創り出した結果です。
◎労働時間が長い 休みが少ない
結果が出ているのであれば、
サロンも臨機応変に対応してくれると思います。
そもそも好きで始めた仕事!
そんなに休みたいのならあの世に行けば(^^♪
永遠に休めます。
よっぽど理不尽なサロンでない限り、
ほとんどの不満は
自分自身の感じ方やモチベーションなどで、
変わります。
もし本当にサロンが原因なのであれば、
恐らく離職率が高いでしょうし、
毎月のように人が入れ替わります。
私はひとりでもスタッフさんが退社したら、
何故その結果になってしまったのかを
必死に悩み、苦しみ、「あの子はこうだから」で
軽く終わらせるのではなく、
真剣に環境を見直して再度現場に取り組みます。
経営者の責任としては
最高の環境をを用意することではなく、
改善できるきっかけを与えることだと思います。
次にスタッフさんが結果を出したら、
どんどん軌道に乗れるステージ(キャリアプラン)を
用意することだと考えてます。
もし自分が勤めているサロンのスタッフさんの
入れ替えが激しいようであれば、
もしかしたらかそこに原因があるのかもしれません。
でもそうでない限りは、
基本的には自分自身が考え方を入れ替え、
辞める言い訳にサロンのあり方を原因にする前に、
まず一社会人として結果を出しましょう。
究極はサロンは、
高い意識で仕事をできる
仲間同士(精鋭)だけの集団で良いのです。
なので美容のプロを目指している
アシスタントの方にもお伝えしたいのですが、
ただ「ひとりよがり美容師」を目指してはいけません。
「結果を出せる美容師」を目指しましょう。
何年かかるかは人それぞれです、
人間なので個人差は必ずあります。
諦めないで前だけを向いて進みましょう。
早いうちから
自分ブランディング、人脈、ファンなどをつけ、
売れる美容師(魅せられる人物)を目指しましょう。
具体的にどうしたらいいんですか?
という質問されます。
そんなの自分で感じてください^ ^
ひとそれぞれ自分の強みがあり、
自分にしかできないことがあります。
まず自分を客観的に見ることです。
自分自身を感じることです(^.^)
話は戻りますが、
仮に上記の理由以外で辞めたいのであれば、
辞めればいいと思います。
辞めたい辞めたいと
言い散らかすぐらいだったら、
その時点でいないほうがマシです。
辞めてもらいましょう^ ^
もしかしたら次のお店で良い環境があるかもですから。
しかし今出来ないことは
場所を変えても環境を変えたとしても
結果は同じでしょう。
私が伝えたいのは、
今のサロンを「辞めなさい」ではなく、
まず自分自身の足元をもう一度見つめ直し、
本気で目の前の仕事を取り組んでいますか?
ということです。
前向きに物事を捉え、
将来をイメージし必死に努力すれば、
必ず結果が出ます。
もし結果が出ないのであれば
やり方・考え方を変えるしかありません。
美容という仕事には
夢と希望とチャンスが詰まっています。
美容という仕事は
一人ひとりのお客様の
人生を変える力があります。
美容という仕事は
価値ある仕事です。
「辞めたいです」と言う人が
ひとりでも減りますことを願います。
鍋島道樹
じゃあまた明日