vol.614 (2021・7・16)
~いつも心はノーガード~
美容室FRAME
鍋島道樹の『行き当たりバッチリ』
☆やり方じゃない、あり方だ
先日「すごい自己紹介」著者の
横川裕之氏のセミナーに
参加した。
ズームではなくリアルなセミナーって
どれくらいぶりだろうか。
年を追うごとに
自己紹介をする機会が増えるが、
端的に伝えることが出来ているかどうか
悩ましいところだった。
このセミナーを受講することによって
「すごい自己紹介」
ができるようになるのではないかと
かなり期待していた。
期待は開始早々
良い意味で裏切られた。
テクニック(やり方)に頼ろうとしてた。
席の隣、前後の
受講生同士で自己紹介をしたものの
早々に終わった。
以後
次々と体を使ったワークの
オンパレード
僕も何度か前にでて、
体を使ったワークを
させてもらった。
はじめにOリングという
指のワークをした。
なんと15年ぶりだ。
このワークで受講生である僕たちに
何を体験させ何を感じさせようとしているのか
を考えていた。
そんな矢先、間髪入れず
横川氏は言い放った!
「自己紹介の内容なんてどうでもいい」
なるほど、なるほど
実はワークを続けているうちに
「そうよね」「そりゃそうよね」
って感じつつあった。
つまりどうゆうことかと言えば
話す内容(やり方)よりも
話す自分自身の「あり方」が大切。
「人として本来あるべき姿」
が一番重要だということ。
今日まで僕は、
会合等で数々の自己紹介を
してきた。
僕も人の自己紹介を
聞いてきた。
人が話した内容を
「覚えているか?」と聞かれれば、
答えは「ノー」だ。
話された内容ではなく、
自己紹介をしている人の
立ち居振る舞いの方が
印象に残る。
つまり話をしている人の
言葉・表情・何より態度(姿勢)が
記憶に残っている。
やはり人前に出る時は
相手を尊重した言葉・表情・態度で
応対しなければならない。
講師曰く
自分に自信を持って話をする。
強みで話をする。
自分に自信を持つには、
何をするにしても「自分のため」ではなく、
「世界のため」「人のため」と思い行動する。
ワークの中で驚いたのは
「自分のために頑張る」と宣言して
腕相撲すると負けてしまう。
「そうよね」「そりゃそうよね」
っていう素直な心が大切だ。
「世界のため」「人のため」
と宣言して腕相撲すると
なんと勝てる・・・・・
というよりは勝ってしまう。
人の体って、いいことをしようとすると
自然に力が入るようになっているそうだ。
もはや細胞レベルの話。
それを敢えて理論や理屈で考えずに
日常的にやろうということだ。
整理すると
僕がセミナーを受講した本当の目的は
インパクトある「すごい自己紹介」
ができるようになることだった。
しかし3時間のセミナーの成果は
「やり方」ではなく「あり方」
が大切だということだった。
話す内容より「言葉」
話す内容より「表情
話す内容より「姿勢」
じゃあまた明日