vol.500 (2021・3・24)
~いつも心はノーガード~
美容室FRAME
鍋島道樹の『行き当たりバッチリ』
☆見切り発車で良いんじゃない
いよいよ2021年3月25日
2020東京オリンピックに向けて
聖火リレーが福島をスタートする。
何はともあれ、
『やる』という意思決定のもと
7月23日の開幕に向けてすべてが動き出す。
それぞれの立場・それぞれの役職で
それぞれの想いが交錯していることだろう。
『このコロナ禍にありながら
開催が出来るのか』
『このコロナ禍だからこそ
復活の兆しとして何が何でも開催したい』
事実は一つ。
東京オリンピックは開催されるということ。
見切り発車と言われれば
確かにそうかもしれない。
僕は思う。
常に万全の状態なんかない!
今まで経営を行ってきた中で、
例えば新規出店をするとき、
ある程度準備が出来て
『よっしゃ!これならいける』と
50パーセントくらいの状態での
スタートが多かった。
100パーセントの完璧な状態で
出店したことは一度もない。
やりながら理想に近づけてきた。
これでよかったと思う。
いわゆる経営資源、
『人』『モノ』『金』『情報』・・・
これらがすべて整ってから
何かコトをなそうと思っていたら、
おそらく未だに出店すらできていないだろう。
『人が足りないから今はやめておこう』
『モノが揃わないから今はやめておこう』
『金がないから今は時期じゃない』
『情報もないのにこれで大丈夫なのか』
『見切り発車』・・・・
何やら言葉のイメージとしては、
『充分な準備もできてないのに
進んで大丈夫なのか』
といったネガテイブな印象だ。
『やる』と一度決めたら
やるためにどうしたらいいかを考え、
行動する。この連続だ。
すべて整ってから・・・
なんて言ってたら、
いつの間にか老いぼれてしまう。
見切り発車で良いんじゃない?
『見切り発車』であろうが
発車したことには変わりない。
あれこれ考えているだけで
立ち止まっている方が
よっぽど怖い。
じゃあまた明日