vol.342
~いつも心はノーガード~
FRAME
鍋島道樹の『行き当たりバッチリ』
~もっといい美容室をつくろう~
”いい美容室”とは、
単に経営上の数字が良いだけではない。
社員さんを幸せにできているか?
お客様の喜びを創り出せているか?
地域社会に貢献できているか?
関わる全ての人に日常会話の中で
”いい美容室”だと
言ってもらえなければならない。
『やり方』ばかりに捉われている
美容室経営者・経営幹部に
今こそ問いたい・・・・・
何が大切か?
それは、
『あり方』と『考え方』
美容の力で
”より美しく・より豊かに“
☆KKDDHにこそ経営の醍醐味がある
何を以って
素晴らしい経営というのか?
そりゃわかりきっている
明確なビジョンがあり・・・・
理念も共有できていて・・・・・
果たすべきミッションを生き抜く
経営を勉強すると必ず出てくる
キーワード達・・・・・
ごもっとも
ごもっとも
これらが体系的に繋がり
全社員が心を一つにし、イキイキと働き
業績を上げる。
これを素晴らしい経営というのか
おそらく経営のお手本であろう
まさに
理想的経営
模範的経営
に違いない
だけど
経営の『け』の字も知らない頃
そんなこと意識していただろうか
おそらく
KKDDHに違いなかった
K (勘)
K (経験)
D (度胸)
D (どんぶり勘定)
H (ハッタリ)
『経営者』以前の『商売人』の時期に
感性として持ち合わせていたものが、
KKDDHだと思う。
なにかといえば、
勘・経験・度胸・どんぶり勘定・ハッタリ。
モノが売れるか売れないかは
『勘』と『経験』で見定め、
『度胸』でお客様にすすめ
『どんぶり勘定』で『ハッタリ』をきかせる。
モノを売る人は
良し悪しを勘と経験で見極め、
お客さまにすすめる必要がある。
次に見た目を意識する。
アメリカの心理学者アルバート・メラビアンが
導き出した「メラビアンの法則」
によれば・・・・・
人は相手の第一印象を判断する際、
その人の話の内容には7%しか影響を受けない。
つまり残りの93%は、
ルックスや声の調子で判断している。
そしてKKDDH、
特にH(ハッタリ)でモノを売るときには、
セールストークのうまさよりもルックスが大事
ルックス的に魅力のない人を、
お客さまは信用しない
(そういう人からモノは買わない)
だから髪型から洋服までに気を遣い
「モノを売る人」としての
自分の商品価値を上げる必要がある。
だからこそ美容の仕事に携わる私達は
見た目に気をつけなければならない。
清潔感はあるか?
服装の乱れはないか?
自己管理能力の欠如の際たること
つまりデ○なんかもってのほか
美容師として「イケてる」とは、
同時に「魅力的である」こと。
技術に裏づけられた「誇り」と「自信」が
体に表れているということで、
つまり生き方が、いい意味で顔に表れる。
モノを売るときは、
自分よりモノを知っている人、
センスがいいお客さまには
媚びた対応をしてしまいがち😅
しかし、どんなお客さまが相手でも、
「媚びない」「逃げない」対応が
できるかどうかが大切だ。
そしてその自信が、
「魅力」につながる。
つまりは
「あなたから買いたい」
と言われるような魅力を持つことが大切だ。
度胸とハッタリを活かしきるには
「プロ」である必要がある。
プロ級の知識を持っておくことが必要。
つまり専門知識は必須だ。
発した言葉がお客さまにどんな印象を与えるかを
考えなくてはいけない。
逆にいえば、
「売れない」とき原因は自分自身にあるもの。
だからこそ、もっと頭を使って命がけで考え、
本を読み、勉強することが大切。
そしてさらに重要なのは、
「自分にしかできないことを
見つけられるか否か」だ。
「すごく」売れる人になるために
身につける必要があるもうひとつは、
「表現力」
そしてその際には、
身振り・手振りが大きく、
大きな声が出せることが基本。
自己表現力・人間関係構築力
(コミュニケーション力)が
勝負だ。
「見た目力」「専門知識」
「表現力」に
KKDDHが加われば・・・・・
向かうところ敵なし
KKDDHにこそ経営の醍醐味がある。
KKDDHは不滅の経営感覚として必要だ。
じゃあまた明日