vol.336
~いつも心はノーガード~
FRAME
鍋島道樹の『行き当たりバッチリ』
~もっといい美容室をつくろう~
”いい美容室”とは、
単に経営上の数字が良いだけではない。
社員さんを幸せにできているか?
お客様の喜びを創り出せているか?
地域社会に貢献できているか?
関わる全ての人に日常会話の中で
”いい美容室”だと
言ってもらえなければならない。
『やり方』ばかりに捉われている
美容室経営者・経営幹部に
今こそ問いたい・・・・・
何が大切か?
それは、
『あり方』と『考え方』
美容の力で
”より美しく・より豊かに“
★未だに社会保険未加入ってどうよ
事業規模が、生業・家業であるならば
自分自身、もしくは家族だけ
守ればいい
会社は、経営者は、
社員さんとその家族を
守らなければならない
そんなことを思ってた矢先
ビッグニュースが飛び込んできた。
大手居酒屋チェーンが焼肉屋へと
業態転換した。
ワタミである。
以前、渡邉美樹さんの
経営塾を受講していた際にも
社会保険の問題には言及されていた。
今後ますます高齢者が増えていくのに、
今の給付額を保とうとしたら
保険料を上げるしかない。
保険料を上げないのなら、
給付額を減らすしかない。
保険額も給付額もそのままにするなら
消費税をさらに上げるしかない。
この現実から
決して目を背けてはならない。
このままでは日本は、
ものすごい勢いで
借金が膨らんでいく。
私達は無力だ。
国が決めた施策には
理不尽さを感じながらも従うしかない。
利益を圧迫しながらも・・・・・
会社は、経営者は、
自社の経営状況がどうあれ
保険料を払い続けるしかない。
しかしながら、
同じ美容業界でありながら、
法の目を掻い潜りながら
社会保険未加入の事業所がたくさんある。
一人生産性が、
50万円だの60万円だの
いっている美容業界。
かたや、一人生産性が、
1000万円だの2000万円だの
いっている製造業や建築業界。
保険料率が同じなのは
まったくもって
不公平極まりない。
とはいえ
メリットもたくさんあり
社会保険の恩恵を被ることも少なくはない。
社会保険の加入していることは
社員さんにとっては
とてつもない安心感につながっている。
社会一般通念的には
当たり前であることに対しては
当然対応していかなければならない。
私達のような
労働集約型のビジネスにとっては
並々ならぬ企業努力が必要だ。
夢だの希望だのチャンスだのって
いくらきれいごとを言ったとしても
それは『まやかし』と『ごまかし』にしか過ぎない。
社会保険未加入って
働いてくれてる社員さんに対する
裏切りでしかない。
未だに社会保険未加入ってどうよ?
じゃあまた明日