オピオイド中毒で
オクラホマ州は荒廃した」。
鎮痛剤訴訟、
アメリカ
ジョンソン&ジョンソンに
約600億円の支払い命令!
今、このニュースが
世界を騒がせている。
忘れてはならないのは
ジョンソン&ジョンソンといえば
1982年9月30日
通称
「タイレノール事件」だ!
事件の詳細を
掻い摘んでお伝えしよう。
タイレノールと呼ばれる鎮痛剤が
「いつでも飲めて効く頭痛薬」として
販売されていたが、
当時、これを服用した人が
次々に『突然死』を遂げるという
不可解な事態が発生した。
これを機に
ジョンソン&ジョンソンは社会からの
信頼を大きく失墜させ、倒産寸前まで
追い込まれるという状況に陥った。
事件発生直後に行った、
マスコミを通じた情報の公開。
最高責任者は
「まず顧客を守るためには
どうしたらいいかを考え、
次にこの商品をどう救うかを検討する」
という指示を出した。
第三者による意図的な犯行なのか、
それとも生産過程で生じた問題なのかも
わからない中、
最高責任者は、「自社に責任はない!」
といい逃れをすることもなく、
自主的に商品の回収をした。
重要な情報を包み隠さず発信し続け、
マスコミからの厳しい追及を受けても
決して萎縮せず、常に誠意ある対応を
取り続けた。
この対応は、後に
「ビジネス史上最も
優れた危機対応」
と称された。
その結果、
タイレノール事件発生から僅か
2ヶ月で、事件前の売上80パーセント
にまで回復できた。
ジョンソン&ジョンソンの
「消費種への責任」を第一に
考えた行動の指針となったのは
企業理念であるクレド(我が心情)の
存在があった!
企業が緊急事態に迅速な対応をとるためには、
こういった企業理念の存在と
社員との徹底的な共有が大きなカギとなる。
こういった過去の前例がある。
今回、世の中を騒がせている
オピオイド中毒の一件‼️
どういった結末になるのか興味深い。
『危機管理に対する考え方』
全ては企業理念‼️
全ては経営理念‼️
会社経営する中で
不測の事態が起こる可能性は高い。
その時、
経営理念こそが全ての判断基準となる。
『理念の共有』
ここから組織が始まる✨
何のために
会社があるのか?
仕事の目的は何なのか?
改めて明確になった!
『より美しく‼️より豊かに‼️』