うつ病と診断され、精神科に通院するようになってから、お金が湯水のように消えていきました。
もともと家は貧しく、兄弟も4人もいるし、そこに祖父母も同居するしで、いつも家計は火の車でした。
中学の卒業旅行が京都・奈良だったのですが、お金がかかるから辞めようと思うと親に相談したくらいでした。
運動はダメダメだっけれど、勉強だけは頑張ってきて、そこそこ頭のいい高校に入ることが出来ました。
大学の学費は出せないから、行くならアルバイトとか奨学金で頑張ること、といつも言われていたので、高校に入ったらすぐにアルバイトを始めました。
初めてのアルバイトは飲食でとてもキツかったですが、やっと自分でお金が稼げるんだ、と思うとそれだけで嬉しくて仕方がなかったです。
それ以来、ずつとアルバイトをすることが当たり前、の学生生活だったのに、うつ病でろくに働けず、バイトも出来ませんでした。
なのに、薬代が高い。
普通に月に一万円くらい飛んでいく。
時給850円で、一日フルで働いても足りない。
大学の奨学金を受け取っていたから、なんとかそこから捻出していました。
でも、途端に不安がよぎります。
果たして、私のうつ病は治るのだろうか。
何百万という奨学金を借りてまで、大学に来たけど、元気になって働いて返せるだろうか。
私が死んでも家族に奨学金の返済催促が来てしまう。
でも、こんな自分、生きていた方がもっと迷惑だ。
やっぱり私は死ななければならない。
この頃はまだ希死年願望が強かったですが、薬を飲みはじめたからか、常に頭がぼーっとしていて、自分の考えができないというか、あまり深く考えられない、どうやって死ぬとか具体的には考えられる程頭は使えませんでした。
本当に、毎日ただひたすら布団に横になって、天井を眺めるだけの生活でした。
頭の中には、本当に死ぬことしかありませんでした。
もし、身近でうつ病になっている方がいたら、自立支援法を教えてあげてください。
最初に通っていた病院では、この制度のこと教えてくれませんでした。
薬も増える一方で全然減らしてくれないし、なかなか良くならないから、見兼ねた親が他の病院を探してきてくれました。
そこで、初めて知ったのが、自立支援法です。
自分から、医療費が高い、なんて言える患者さん、そうそう居ないです。
市役所の手続きや申請が通るかどうかの基準もありますが、自分が払う医療費が月に幾らまでしかかからない、と上限が決まっているので、私は医療費が半分以下になりました。
いつもお金が心配なの