書店に行った。

あー、読んだことあるな。

っていうか、家にある気がする…。

 

と思ったけれど。

文庫本版編訳者あとがきは新しいはず。

 

なにより、

 

読みたい。

そう感じたら、

 

砂漠で逃げ水を見た人のように、からだや手が本にずるずると近づいてしまった。

 

 

ガルシア=マルケス中短篇傑作選 (河出文庫 マ 11-1)

 

 

 

読む側の変化あるいは成長によって作品は新しくなる。

(文庫版編訳者あとがき より)

 

ああ、だから、いつも、そこに水がある…って、

手がのばして、つかもうとしてしまうんだな。

 

 

 

 

 

 

生きて、語り伝える

 

 

むすこは同じえほんを何度も何度も読む。

それはそれは毎日、楽しそうに、新鮮に。

まるで大切なものを見つけたみたいに、胸にかかえてくる。

まいにち変化してあるいは成長して、新しい彼が作品に出あっている。