小学校から中学へ進むだけでも、受ける刺激は大幅に増えます。
受験して入る中学は、地域があまり限定されないため、さらに世界が広がります。今までに出会ったことのないような、バケモノ(最上級の褒め言葉)がたくさんいて、部分的ですが、感覚が全国レベルに広がることもあります。半径300mの世界で生きてきた子には、驚きの連続です。
強すぎる刺激のなか、凡人の我が子は、悩んだり落ち込んだりもしながら自分なりに楽しく生きています。小学校とのあまりのちがいをどう感じたかについて聞いた時に返ってきたのが、塾である程度経験できたからなんとかなった、という返事でした。
小学校と中学校の間には、塾という世界がありました。狭い地域の小さな小学校は、村社会、井戸の中の世界でしたが、塾にはもう少し広い地域の子が集まっていました。全員が知り合いではない世界を経験したこと、小学校にはいないタイプの子に会えたこと、同じ人間とは思えない頭脳の持ち主に出会えたこと。
中学でいきなりではなく、塾で経験できたことが、良い緩衝材になったようです。
また、勉強も、ただでさえ小学校と中学校にはギャップがあるのに、私立進学すると、別世界に近いものがありますが、これも間に塾を挟むことで緩和されたようでした。
というわけで、特に小規模校の場合は、比較的規模の大き目な塾が、中学校への準備として役に立つのではないかと思ったのでした。
(ちなみに、うちの地域は地元中学も小規模のため、高校進学で急に規模が大きくなり、ストレスに感じる子がいるそうです)